プロフィール
沖縄県大宜味村で陶芸工房を営んでいます。↓蛍窯HPもご覧ください!
ウェブサイトURL:http://www.yamagami-manabu.com/
(移転・リニューアルしました)

2005年06月03日

まだまだ終わっていなかった洗礼−ノミ−

引越しのドサクサの間に一匹の猫が死んでしまったり、その後もう一匹の猫もいなくなりそうになったり、避妊の手術をしたりと、猫をめぐって色々あったため、少しぐらいならいいか、と家の中にも入れるようになっていました。当初は子供が喘息の気があるといわれたから絶対に入れないようにしよう、と決めていたのに。

引っ越した先でも、甘えられると弱いし、網戸がない部分もあっていちいち締め出すのも面倒なので、夜以外は出入り自由で、布団を敷く部屋で昼寝をしていることもありました。

5月に入ったころ、私の足首に、ひとつ、またひとつと水ぶくれができ始めました。小さいころからできやすく、1センチくらいのものも珍しくないくらいなのですが、それにしてもどうして足首ばっかり、と思っていたら、だんだん数が増えてきて、すごいことになってしまいました。見ると、山上の足首も、水ぶくれにこそなっていませんでしたが、書き壊した痕がたくさんあって、つながって大きくなってしまった痕などもあって、さらにすごい事になっていました。子供たちも全身刺されています。おかしい、と思い、これはとびひかも、という考えが頭をよぎりましたが、しばらく自分でケアして様子を見ました。ところが水ぶくれの増え方は加速するばかりです。これは抗生物質を飲まないと治らないだろうな、飲みたくないな、でも子供にもうつるかも知れないししかたがない、ということで、あくまでも自分はとびひじゃないと言い張って書き壊すばかりで何もしない山上をひっぱって近所のお医者さんに行ったところ、「露出しているところばかり刺されているなあ。何か虫がいるのかなあ。」とのこと。はてな、と思っていたところ、布団にノミを発見したのです!犯人はこいつか!!!

ネコを入れたからだ、と思いましたが後悔先に立たず。きいてみると、ノミは湿気の多い時期によく繁殖するとか。そういえばちょうど入梅したところ(5月初旬)でした。古い民家には、人が住んでいない間に猫が入っていたりしてけっこうノミがいたりするものらしいということもわかりました。抗生剤を飲み始めても1日に10個くらい刺されるし、あまり状況は変わりませんでした。蚊より刺されたあとが数倍厄介でなかなか治らないし、痕も汚いのです。

この足の惨状は耐え難いものでしたので、この手の薬剤は非常に抵抗があるのですが、背に腹は変えられないと「ダニアース」をスプレーし、畳の中にもチューとやりました。スプレーした後は、薬臭いし、刺激で頭がボーっとなってしまいました。

と・こ・ろ・が。撒いた次の日にも同じよう沢山いるのです!あわててネットで調べると、ノミの卵やさなぎは固いからに包まれているので殺虫剤は効かない、とのこと。卵やさなぎの除去には掃除機が有効で、繁殖期には4,5日で卵からかえるので、徹底的にかけ続ければしばらくしていなくなる、とのこと。そして掃除機の紙パックは毎日取り替えて外において置く、とのことでした。掃除も全くまめではないので、げーっ、毎日!?と思いましたが、自分も痒くて仕方がなかったし、寝ている子供にたかっているノミの姿も目撃しては黙っているわけに行きません。1週間くらい、食事の部屋と寝る部屋は徹底的にかけました。すると、蚤の数は、激減した、ように思えました。ところが、足の方はあまりよくならないのです。しかも新しい水ぶくれで、3つ連続くらいで直径1.5センチくらいの特大サイズのものがぷくーとできました。どうしてだろう???もう、これには本当にめげました。ネズミやムカデやゴキブリ以外にも、こんなに害をもたらすやつがいるなんて!沖縄いやだ!と思いました。布団にダニもいるみたいだし、食事の部屋と寝る部屋以外にもノミがいるようでした。そして外にも。洗濯物を干している間にもさされているようでした。車も気になったので、買って初めて掃除しました。近所のお医者さんではなくて皮膚科に生まれて始めて行き、専門的な塗り薬をもらいました。猫にも飲み捕り薬をしました。もう薬漬けです。

騒動から約3週間。もがいているあいだに、終わりのない出口のように思いましたが、何とかノミの炎症はおさまりました。でもダニの方はいくらふとんに掃除機をかけてもおさまらないので、布団を替え、ダニ専用のシーツを買ったりしました。

とにかく、こういうことに多大なエネルギーを使うということが耐え難いことに思われます。

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まだ終わっていなかった「洗礼」−引越し−

先日紹介した、苦労して慣れた沖縄で初めての家でしたが、ここに書くのははばかられる問題が生じ、出る事にしました。地元の方の口利きで見つかった先は、同じ部落内ですがずいぶん雰囲気が変わって、目の前には畑が広がり、その向こうには山並みが望める、景観の良いロケーションです。庭も広く、外で炭火焼きでもしたくなるような空間もあり、家主さんが使っていた手入れの行き届いた畑もあります。以前は家のすぐ前が公民館でしたし、目の前の道は車の往来もわりと激しく、子供が心配でした。車の音も耳につき、しょっちゅう通るダンプで家も揺れたりしましたが、今度は虫やかえるや鳥の鳴き声しか聞こえなくなりました。

ただ、家はさらに少し狭く、裏の方は床がかなり傾いています。雨漏りは大丈夫のようです。

さて、引越しのごたごたの間に、2匹いたうちのネコが1匹死んでしまいました。死んでしまったのは、警戒心が強く、ネズミを良く捕るミケでした。畑にまかれた毒エサでも食べたのかもしれません。生き残った方は、肥溜めに落ちた方で、ドン臭いけれど、とても人懐っこいやつです。引越しにも、何の問題もなくついてきてくれました。ただ猫を飼っている最大の理由である、ネズミを捕るという仕事をしてくれるかどうかは疑問です。

今度の家にもネズミは住み着いているようでした。このネコが追い払ってくれないにしても、対処の仕方はある程度わかっているので、何だかずいぶん以前より恐怖心が薄らいでいて自分でもびっくりしました。それにしてもネズミが入りそうな穴はあちこちにあるし、天井板がぼろぼろだったり、家全体が傾いているため引き戸を閉めたとき斜めに隙間があいていたり、引き戸が開きさえしないところもあったり、床が抜けそうな部分が沢山あったり、畳の隙間から床下が見えていたり、直しが大分必要でした。

とりあえず移った最初の晩。寝ていると突然隣の部屋で「ドサッ」という大きな音。「なに!」と飛び起きてみると、ネズミを追いかけたのか家に入れてもらえなくてすねたのか、ネコが屋根裏に入ったのはいいのですが、傷んだ天井板が破れて落ちてきたのです。辺りはゴミや木屑だらけ・・・寝床に落ちてこなかったのが不幸中の幸いでした。(その後さすがにしばらく屋根裏には入りませんでしたが、一月後に今度は近所のボス猫から逃れるために入り、起きて布団をたたもうとしているところに落ちてきました)本当にドジ系のネコです。

ところで、家が傾いていると書きましたが、一本の柱の根本が腐っているようで、床が下がってしまっていて、そこに向かって家全体が傾いてしまっています。それで家中が影響を受けているようで、天井にしても、引き戸にしても、きっちり90度の長方形のところが一つもないといっても大げさでないくらいなのです。なので、板を張ったりして直すのも大変ですし、一番困るのが引き戸ピシッと閉まらないことです。スポンジのようなテープでも隙間はふさぎきれません。隙間風が入ってきて寒いし、夏は蚊が入ってくる。夜の蚊取り線香は欠かせません。睡眠中の蚊取り線香は辛いので、ついに蚊帳を購入しました。

そうはいっても、築40〜50年くらい経っているというこの家。前の家もそうでしたが、ガタが来ているとはいえまだ住めるのですからたいしたものです。シロアリや台風という沖縄がコンクリート家だらけになった2大原因にも負けず、生き残ってきたのですから。シロアリの害は、建て方や建材(外材は柔らかくてシロアリ好みのものが多い)でずいぶんかわってくるらしいです。台風に関しては、昔からの集落というのは風が当たりにくいところに肩を寄せ合うように出来ているからでしょうか。

今の時代、まだまだ住める家でも壊して建て直したり経済事情優先でマンションにしたり、などということがよくありますが、そういうことを考えると、「まだまだ住める家」でもなく、「何とか住める家」に住んでるって、エコロジーだなーと自己満足に浸ったりもします。家を壊すという事はそれだけ大量のゴミが出るということですからね。

posted by じんじん at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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