プロフィール
沖縄県大宜味村で陶芸工房を営んでいます。↓蛍窯HPもご覧ください!
ウェブサイトURL:http://www.yamagami-manabu.com/
(移転・リニューアルしました)

2006年09月28日

酵母パン出店も5回目

月に1度の市で玄米酵母パンを売るのは、数えてみると先週の土曜日で5回目でした。
(土曜日のことだったのに、もう木曜日になってしまった!!)

rustique.JPG

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最初のときは酵母がうまく起こらなかったり、手順が悪かったり、思い出すと恥ずかしいです。
回を重ねるごとに、まとまった量を作る手順がわかってきて、比較的安定したものを作れるようになってきました。
とはいえ、自家酵母なので、気温や原料の保存状態などに左右されることも多く、いろいろ難しいです。

市は毎月第4土曜日。村の施設の上等オーブンで焼いたパンを順次「道の駅おおぎみ」の店先に並べていきます。
月に一度とはいえ、土曜日を丸一日空けるのはなにかとたいへんなのですが、今のところ、夫が子守を引き受けてくれるなど、その日は気がつくとパンがすべてのことに優先されてい動いています。
筋金入りの怠け者だし、すぐ飽きちゃったら面目ないな、と思っていましたが、パン作りにはなぜか突き動かされるものがあるようで、自分でも驚いています。

パンを作るときは、素材そのものの味を引き出したいという思いがあるので、材料を吟味します。
市販のやわらかいパンで一般に使われている牛乳や卵、バターなどはほとんど使いません。
基本の原料は、酵母(私の場合は有機栽培玄米と黒砂糖)、粉、塩だけがベースで、それにドライフルーツやオリーブ油などを添加することもあります。
これだけの材料でこんなに味わい深くなることに、馬鹿みたいですが食べるたびに感動しています。
だから、子供に硬いと文句を言われようが、かたくななのです。
でも、市販のパンを食べ慣れている人にとってはちょっとマニアックな味かもしれません。自分たちのような自然食愛好家はともかく、一般の人に受けるかどうか自信がなかったのですが、いっしょに市をやっているおばさんたちも、お愛想かもしれないけれど、「かめばかむほど美味しいね〜」と言って食べてくれます。(だからと言って大量に買うわけでもないのですが)
ほかにも、この系統の味が好きな「お得意様」も数人いて、やっている意義はじんわり感じています。

安価で口当たりのよい大量生産のパンに相対する、硬いけれど味わい深い手作りの酵母パン。
手作りの良さだとか、添加物のことだとか、日本における小麦生産の現状だとか、いろいろ考えさせられることがあり、それらを人にも言いたい衝動にかられますが、声高に言うのではなく、パンを黙って差しだせばいいんだ、などと考える今日この頃です。


市で売るときには、見栄えを良くしなくちゃ、という気持ちが働くし、業務用の優秀なオーブンによって多少プロっぽい口当たりになります。でも、基本的に私が作っているのは、普通の主婦が、普通の台所で作れるパンです。
材料は手に入りやすいもの、焼く道具も、家だったらフライパンや蒸し器でも十分です。(オーブンで焼くよりしっとりして食べやすいパンができます。)
(えらそうにいっていますが、ちなみに私はパン以外の料理は苦手で、夫に頼りっぱなしです)

こういう手作りパンを美味しいと思ってくれて、作ろうと思ってくれるひとが増えればうれしいな〜と願いながら、でも姑息に「日当を稼ぐぞ」とも意気込みながら、続けているパンの市です。

・・・次回は東京の個展前なので出せるか微妙なところです。
posted by じんじん at 22:43| Comment(10) | TrackBack(0) | 自家酵母パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月20日

手作りせっけんとリン酢

沖縄生活3年目に突入しましたが、数えてみたら美容院に3回しか行っていません。
最近行ったのは、春。
木工家のパートナーYさんに紹介されて訪れた、こぎれいなところです。
夫が陶芸家で、栃木からやってきて、大宜味で・・・と自己紹介すると、「あーお仲間ですね」のような反応。
Yさんの紹介でやってくる人はたくさんいるけれど、
みな「ナイチャー(沖縄県外出身者)で、ものつくり関係で、ノーメークで、自然派」で、
この軍団、そろいもそろってせっけん分100%のシャンプーを好んで使っているため、
「超健康髪というか、皆さん同じような髪質になってますね」とのこと。
つまり、ぱさぱさ・ごわごわ。
せっけんシャンプーは洗浄力が強いため、潤い分が少なくなってしまうのだそうです。

せっけんシャンプー=ナチュラルで環境にもいい、と思い込んでいたため、今まで特に髪質に疑問を抱いたことはなかったのですが、指摘されてみると、生来剛毛なうえに、ぱさぱさ・ごわごわではいかがなものか、と急に気になりだしました。(時間に終われる子育てが一段落し、こういうことが気になるお年頃です。)

そこへ、「軍団」の一人が、「『手作りせっけん』で髪を洗ってお酢でリンスし始めたら、だいぶよくなったって美容師さんにほめられた」と朗報をもたらしてくれました。

「手作りせっけん」は、ネットで出会ってここのところ愛用していました。
ふつうのせっけん素地100%のせっけんより値段は張りますが、油や香料を素敵にアレンジしてあってどれも素敵で、日々のシャワータイムに彩を添えてくれる存在です。(男どもはふつうのせっけん)
さっそく洗髪に使ってみたら、洗った後のごわごわが明らかに違います。
リンスのほうは、酢を頭にかけたらさらにきしきししそうでなんとなく抵抗があったのですが、手持ちのリンスがなくなったため、洗面器にお湯を張った中にクエン酸を入れたものを恐る恐る試してみると、
髪がみるみるしっとりして、びっくり&感激しました!
(髪を酸性にするのが目的ではないのでかけた後はよくすすぐそうです。)

昨日はさらにグレードアップして、リン酢にラベンダー精油を一滴たらしてみました。
このほかにも、りんご酢などに好みのハーブを漬け込んだハーブオイルを使うなど、いろいろ楽しみ方はあるようです。

ちょっっぴり贅沢なバスタイムが楽しみな、今日この頃です。
posted by じんじん at 23:10| Comment(5) | TrackBack(0) | 家族・日常ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月14日

村議選

日曜日に、沖縄で初めて体験した村議選がありました。

大宜味村では、各部落に平均一人や二人議員さんがいるし、こちらに来て年数が浅い私たちでも数人知人がいます。村議員はとても近い存在なのです。

大宜味村の人口は3,508人(2006年7月末現在)。
議員定数は13名です。

ちなみに、私が以前住んでいた東京都小平市は、人口181,552人(2006年6月1日現在)に対し、議員定数はたった28名だそうです(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)。

単純計算で、大宜味村の269.8人に1人に対し、小平市は6484人に1人。
数字の上でも、議員との距離がぜんぜん違います。


選挙前は、われわれが住む部落で何人かが必死に部落の候補者を後押ししているようすがダイレクトに伝わってきました。

村で一人だけ共産系の人が出馬したようですが、その人の周囲を除くと全体的にあまり政策の話はないようです。親戚が多いほうが強いという話も聞きます。

議会の反対勢力が一人くらいいたほうがいいのでは、という気持ちがありはしましたが、自分が住んでいる部落に議員がいないのはなんとなく困るような気になってきて、部落の候補者に一票投じました。
この人がぎりぎり2選を果たした、と聞いたときは、心底ほっとしました。候補者本人や家族の表情もごく身近なのです。

またぎりぎりだったので、かなり一票の重みを感じた選挙でした。

それでもなお、選挙の意味合いがいまひとつ把握できてないことも確かです。

posted by じんじん at 22:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 家族・日常ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月10日

最近の作品

気がつくと阪神百貨店の個展からひと月以上経っています。
沖縄=夏のイメージがマッチしたのか、
陶器は難しいといわれる夏にもかかわらず、
たくさんのお客さまにご来場いただき、好評のうちに終了したようです。
ありがとうございました!

私はといえば、一日だけ子供をつれて百貨店を訪れましたが、
「美術サロン」では子供たちは一分と持たず、さっさと退散させられ、
阪神タイガーズグッズ売り場で大半の時間をすごして帰ってきました。


もう夏も終わりですが、夏の作品を少しご紹介します。


今回の展示会用に、手作りアクセサリーのちゅらりさんにビーズで金具を作っていただきました。
これが大好評でした。

mosquitobeedsblog.jpg


夏らしさを演出するために取り組んだ、磁器の器。
磁器はやはりは抜群に涼しげです。

jikiwanblog.jpg


沖縄の土を使った作品。

ryukyuwhitesoba2blog.jpg


「穴あきカラカラ」の新作。

shiromatkarakarablog.jpg


お面。

maskblog.jpg


シーサー。

shisablog.jpg


はっと気がつくともう新米のシーズン!
はやく土鍋に取り組まなくては!
季節の移ろいは楽しみでもあり、せわしくもありますね。
posted by じんじん at 07:56| Comment(14) | TrackBack(0) | やきもの・工芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月02日

ハリー・ポッター

長男の通う小学校の図書室にシリーズがそろっているのが、前々から気になっていましたが、
夏休みにお母さん友達が借りていて、「おもしろいよ〜」なんていうものだから、
「夏休みらしい読書、いいじゃないか!」と意を決して、借りてしまいました。
(小学校の図書室の本てふつう生徒以外も借りられますか?なんだか意外な気がしたのですがここの学校では親や未就学児も借りられるのです)


・7冊もあるので、読み始めてやめられなくなったらたいへんそう
・息子が読める年頃になるまで待って楽しさを共有したい
・メジャーになりすぎなものはなんでも敬遠するあまのじゃくだから

という理由で、いままで「我慢して」いました。

「我慢」というのは、私の読書の好みのジャンルが、ずばりファンタジーだからです。

「指輪物語」は圧巻中の圧巻で、読んでしまったのがもったいないと思うくらいだし、
「百年の孤独」や中上健次作品などの寓話的世界(ファンタジーと呼ばないのでしょうか、もしかして)も、大好き。
最近では、大人になって初めて読んだ「モモ」が相当気に入りました。

なんというか、空想と現実のはざまで思いや感覚をさまよわせて、
そこから現実を見つめるのが好きみたいです。


・・・ということで、2巻まで読み終えた今、寝不足とそれに伴う肩こりに悩まされています。
世の子供たちが発売日に書店に並ぶくらいだから、夜も眠れないくらい面白いのだろうなあと想像していましたが、
文句なしに面白いです。やはり終わるまで眠れませんし。
ストーリーもよく練れているし、ディテールも凝っている。
これは読まなきゃもったいない。
けれどきいてみると5,6年生でもけっこう読んでない子いるんですよね。ま、余計なお世話ですが。

超有名なものにはけちをつけないと気がすまないたちなのであえてけちをつけてみると、
でてくる食べ物、「ハリーが今までに見たこともないようなご馳走」とか「ハリーの大好物」とかが、
イギリスだからでしょうか(それともこどもだから?)、あまり美味しそうではないこと。
「ローストビーフにグレービーソース」、「ポテト」、「ヌガー」など、なんですけどね・・・。

また、スケールとか深みとかになると、古典にはかなわないかもしれません。

でもとにかく、自分の子供にも是非読んで夢中になって欲しい本です。

借りる決意をしたのがつい先日だったので、「夏休みらしい読書」にはちょっと遅くなってしまいました。
やっと学校が始まったのに仕事に励めない言い訳がまた一つ増えそうな予感が・・・。




posted by じんじん at 22:42| Comment(12) | TrackBack(1) | 家族・日常ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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