プロフィール
沖縄県大宜味村で陶芸工房を営んでいます。↓蛍窯HPもご覧ください!
ウェブサイトURL:http://www.yamagami-manabu.com/
(移転・リニューアルしました)

2010年06月14日

中学生の民泊

先週、東大阪市の中3の女の子4人を民泊受け入れしました。
民泊は、3度目。今回は初めて都会の子たちということで、興味津々でした。
事前情報では、やんちゃな子が多いから、夜勝手に外出しないように見張るようにとか、たばこを吸っているところを見たら毅然とした態度で指導するようにとか、注意を受けました。チェックされている子は、その道のプロが預かるとのこと。受け入れ予定の子たちの写真やデータを見ると、まじめそうな雰囲気です。

いよいよ当日、集合場所へ。女の子たち、看板を持った私の姿を認めるとにこにこ合図してくれたのでまずは一安心。
見るからにやんちゃそうな子もやはりいます。鼻ピアスしてる子も見かけました。
車の中でさっそくきいてみると、たばこや化粧はあたりまえ、私服で登校してくる子もふつうにいるのだとか。茶髪の子は、そのままでは修学旅行に連れて行かないと脅したらみんな黒くしてきたとのこと。意外とかわいい。
事前データで、修学旅行欠席者リストが意外と長いのが気になりました。不登校?経済的理由?アレルギーを持っている子も半分近くいました。いずれも、今の時代を反映していると感じました。

全体の中ではおとなしい感じの4人でしたが、そこは中学生、仲良しの自分たちだけになるとはしゃいで、テンション高。興味深かったのが塾と携帯の話。小1のときから塾に行くのが普通、今は、部活が終わってから塾に行き、遅いときは帰宅が10時。それからごはん、そして宿題。塾の宿題が多いから学校の成績が下がっちゃった。塾で眠くなると、「ぶってください!」と前に出てハリセンでたたいてもらって目を覚ます。携帯も、安全上の理由から、小学生から。勉強してるとメールが来て、それに答えなきゃいけないから集中できない。云々・・・。
1人だけ塾に行かせてもらえなくて携帯ももっていない子がいました。「そんなお金ないから・・・」と言っていましたが、話の感じから、実際には親の主義なんじゃないかという気もしました。しまいには「もう塾と携帯の話はやめない!?」と叫んでいました。他と違うってことが苦痛な年頃。この子の苦悩もわかるし、親の考えもわかるなー。

夜は、フランス人ウーファーがくれたカードゲームで盛り上がりもりあがりました。余談ですが、フランスでは、カードゲームのクリエーターという職業の分野があって、コンピューターゲームのクリエーターのように当たると大きいのだそうです。コンピューターゲームより断然いい!日本でも流行らないかな〜と思っています。

一泊だけでしたが、じきに中学生になる子を持つ親として、いろいろ考えさせられる体験でした。

posted by じんじん at 07:30| Comment(0) | 家族・日常ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月02日

コミュニティー

週末は、アブシバレーという伝統行事と、村野球大会がありました。

アブシバレー(畦払い)は、沖縄手帳の説明によると、「田畑の害虫を払う行事。畦の雑草取りをした後、わらや芭蕉の葉などで作った小船に害虫をのせ、遠くへ追い払うため海に渡します。その日は労働を休んで浜辺で楽しく過ごしたり、硬雑炊ときゅうりの酢の物などを食べます。」とありますが、うちの部落では入り江に集まってお菓子をつまんだりお酒を少々飲んだりするぐらい。部落に5〜6個ある班がみな同じ場所に集まるので、一定時間過ぎると気の合う者どうしの飲み会となります。
こういう行事には残念なことに小学校高学年〜若いお父さんお母さん世代はあまり参加しません。
が、今回は雨で、うちの班だけが公民館で行いました。おばあたちもいなかったので、お母さん世代2名、うちのだんな、若いおばあちゃん2名、若いおじいちゃん2名、おじいらしいおじい1名、30代女性日本人ウーファーだけと平均年齢若めで少人数。珍しく小中学生も5〜6名いました。小さな車座のうしろで男ばかりの子どもたちが遊ぶという構図です。いつもは女性グループ・男性グループにぱっきり分かれてしまうのが部落の習性ですが、今回はじっくりひざを突き合わせていつもお話しない殿方たちと歓談できました。

そんななかのできごと。
一匹のハエを皆でうるさがり、何人もがしとめようとするが成功しません。
そこへ80代の上品なおじい。気配を感じさせない。ハエが動かない。さっと捕らえる。「逃がす。」と言って、窓から外へ放つ。
めちゃめちゃかっこいい〜〜〜のです。

若いおじいたちが、昔はこんな風にしてカニをしとめたという話を始めました。殿さまバッタをつかまえて頭をとって、胴体に猫じゃらしのような細い茎の草(ゲージと言っていた)を貫通させてくくり、それをエサに穴から外へおびき出すのだそうです。こういうことを子どもたちに教えたい、と申し出てくださいました。こういう知恵は、ここで教えないと途絶えてしまいます。それで子ども会の夏休みの行事として検討しようということになりました。
そのほかにも、護岸工事で川に大きな段差をつけたからカニやリュウキュウアユが上っていかれないことや、急斜面の段々畑の復元の話など、地域のことをいろいろ考えておられることがよくわかりました。

翌日は村野球大会準決勝。昨年は若い人を積極的に入れ飛躍し、突然準優勝でした。今年も、準決勝を劇的な逆転勝ちで突破。そして県内屈指の社会人野球チームが大半を占める去年と同じ決勝の相手。練習を見ても動きが全然違います。牛若丸みたいに派手に動くやつもいます。がなぜか終盤一点差まで追い上げ、相手は浮き足立ってエラーを連発、あと一歩及びませんでしたが惜しいところまでいきました。勝って当たり前のチームに勝たせてあげてよかったと余裕のコメントが出るほど、部落中大喜び、大盛り上がりでした。

これを一緒に体験したウーファーが、「自分の時間を誰か身近な人と分け合うことでこんなに心が豊かになれると再発見した」とコメントしてくれました。
そう、ここはコミュニティーが色濃く根付いている場所。
そしてその価値が一番よくわかるのは、実はよそ者の私たちなのかもしれません。
そんな私たちにできることはいろいろありそうです!
報告できるように、脳を活性化して、がんばります!
posted by じんじん at 17:00| Comment(0) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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