プロフィール
沖縄県大宜味村で陶芸工房を営んでいます。↓蛍窯HPもご覧ください!
ウェブサイトURL:http://www.yamagami-manabu.com/
(移転・リニューアルしました)

2011年09月28日

被災産地の復興を願うやちむん交流展 ”泡盛を美味しく呑む酒器”@那覇国際どおり

国際通りの「クリエーターズラウンジ ZUK」さんから声がかかり、いっしょに展示会を企画しました。

今回の大震災では、「沖縄で学び、益子で育った」と語る、陶芸家濱田庄司ゆかりの地、益子をはじめ、北関東の産地も大きな打撃を受けました。
登り窯はほぼ全滅、余震を警戒してしばらくは生き残った窯を焚くこともままならなかったといいます。

沖縄の戦後復興は壺屋から始まったと言われていますが、やきものの復興が3.11復興のひとつのはずみとなることを願い、ZUK取扱作家を中心とした沖縄の作家と、被災産地作家の「やちむん交流展」を企画しました。
伝統にこだわらない、オリジナリティーに富んだ現代作家の展示会です。


栃木時代の仲間で、力のある作家さんたちばかりです。ぜひごらん下さい!!

栃木・茨城は、物質的な被害だけでなく、放射能汚染の不安やストレスも相当だということが、
今回久しぶりにコンタクトを取った作家さんたちを通じて改めて伝わってきました。

少しでも励みになれば・・・
そして、交流による新たなつながりが生まれることを期待しています。


被災産地の復興を願うやちむん交流展  ”泡盛を美味しく呑む酒器”

日時 10月4日(火)〜10日(月)
時間 10:00〜21:00
場所 那覇市牧志2丁目1-21  国際通り三越デパート様向かって左隣
   ZUK 3階ギャラリー 

沖縄の陶芸家の作品はその売上の10%を
被災地への義援金として寄付いたします。


参加作家:

<益子、笠間>

益子:
成田真澄
ダグラスブラック
アンドリューゲムリッチ
・横尾聡
・浅田恵美子
・後藤義国

笠間:
・藤本均定成
新井倫彦
ダグラス2.jpg
ダグラス・ブラック

横尾2.jpg
横尾聡

浅田2.jpg
浅田恵美子

後藤2.jpg
後藤義国

新井2.jpg
新井倫彦


<沖縄県在住作家>

・螢窯(山上學)、
・Atelier COCOCO(ヨコイマサシ)、
・糸満茜、
・陶房眞喜屋(眞喜屋修)、
・一翠窯(高畑伸也)、
・ことりの(森永竜也)、
・長谷川奈美、・   


沖縄の作家さん達の作品は、こちらで見られます。。
http://www.zuk-okinawa.com/tableware/cn29/pg124.html    、

10月8日(土)〜10日(月)には那覇大綱挽まつりも開催されます。





posted by じんじん at 15:43| Comment(0) | やきもの・工芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月14日

山の神様に女性たちが感謝する行事〜ウシンデーク

8月25日、旧暦 ウンガミの次の日に、田嘉里部落でウシンデークという行事が行われました。
(もうだいぶ前ですね)

ウシンデーク、ウスデークと呼ぶところもありますが、「沖縄大百科」http://word.uruma.jp/word/%A5%A6%A5%B9%A5%C7%A1%BC%A5%AF
によると、ウスデークとは、
「臼太鼓と書き、ウシデークともいう。祭りの余興芸能として、沖縄本島各地や周辺離島で演じられてきた民俗芸能で、女性のみで行われる円陣舞踊。 村落共同体時代の五穀豊穣と村民の健康に感謝する。」
とあります。
踊り手が減り、継続の危機が危ぶまれていますが、個人的に最も心惹かれる神行事です。
太鼓に合わせた手踊りを5箇所で行い、メインの広場では15曲ほどを45分間かけて踊ります。

usindek.jpg

ここの部落だけの独自の曲が存在していること、選ばれた場所での踊りの美しさ、これらすべてが土地の神様に感謝することに起因しています。
歌の内容は方言で私には全く理解できないのですが、おばぁたちに聞いてみると実はほとんどが恋歌だとのこと。またかつては女の人が呑んではしゃぐことを許される唯一の日だったらしいですが、それも含めたこの行事自体がもつ神々しさは、表面的なことばかりが横行してついにいる現代において、失われるにはあまりにも惜しい、なくしてはならないと、踏ん張って続けられるよう、よそ者として応援したい思っています。

このような外から目線の感想を地元の人にもらしたところ、同じように感じる人が少数いる一方、必要性を感じないとか、わずらわしいと思っている人が少なからずいることがわかってきました。地元の人というのは、よそ者の私たちから見るとすばらしいことがらに関して、当事者であるためにその価値が見えないばかりでなく、逆にしがらみでがんじがらめになって息苦く感じていることがままあります。その息苦しさはまた、当事者でないと理解できないのかもしれません。

そんななか、当日の反省会にて、踊りを取り仕切る、私の恩人でもあるKさんが、

「伝統を守らなきゃいけないと思うと重いけれども、年に一度山の神様に感謝するという気持ちでのぞんではいかがでしょう」

と呼びかけたところ、皆大いに納得していました。
私もはっとさせられました。

伝統を守ることが目的なのではなく、土地の神様に感謝することが目的なのですね。
そう考えると、もっと気軽に、かつ目的は明確に、参加することができるはずです。感謝する心さえしっかりあれば、時代にあわせて多少形が変わってもいいのかもしれません。いや、時代と共に変わるのが自然なのかもしれません。
そういえば、本来の目的を忘れて形を守ることに一生懸命になってしまっていることは世の中にたくさんありますね。

伝統ってなんだろう。

このKさんの言葉によって、いろいろ考えさせられている今日この頃です。

posted by じんじん at 06:55| Comment(0) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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