プロフィール
沖縄県大宜味村で陶芸工房を営んでいます。↓蛍窯HPもご覧ください!
ウェブサイトURL:http://www.yamagami-manabu.com/
(移転・リニューアルしました)

2011年12月13日

山上學展 灯りとうつわ 沖縄・豊見城喫茶むみん花にて開催中・24日まで

東京・アユミギャラリーで発表した月にちなんだ作品を、沖縄でもごらんください。

会場の喫茶むみん花は、都会の中の癒しの空間・・・
広々とした庭を眺めながらゆっくりとコーヒーを飲める素敵なお店です。
夜10時までやっているので、灯りの作品の展示にぴったりなのです。

◆山上學展 灯りとうつわ
平成23年12月12日(月)〜24日(土) 11:00〜22:00

<会場>
喫茶むみん花(沖縄県豊見城市)
〒901−0201 豊見城市真玉橋278番地
Tel.Fax.098−850−5969

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posted by じんじん at 17:29| Comment(0) | やきもの・工芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月06日

絶対的差別の解消をめざした師さんの死

絶対的差別の解消に文字通り骨身を削って取り組んでいらした杜の会の師さんが、亡くなりました。
ハンディキャップの方たちへの差別の解消とは何かをつきつめ、かれらの経済的自立、生きがいを実現するために奔走されてきた敬愛する方が逝ってしまったことは私達にとっては突然のことで、呆然としています。お近づきになってから短い期間でしたが、いわゆる社会的弱者の人たちも生きやすい世の中とはなにかという師さんが残された問いかけを、重く受け止めていきたいです。

candle1127.jpg
お葬式の夜に、キャンドルをひとつだけ灯して家族でうーとーとー(お祈りする、の沖縄方言)をしてみました。場が引き締まり、いつも多動過ぎる子ども達も静かに手を合わせていました。

ここ沖縄の田舎では、弱者に対する優しさを感じます。仕事もせず酒ばかり呑んで字費(自治会費のようなもの?)を払えない人などに対しても、口では悪く言っていても追い詰めすぎない。それに甘えてそういう人たちが更正しない、という見方もありはするのでしょうが、今の世の中で起きている切捨て、弱肉強食の、ストレス過多な競争社会をみていると、この優しさこそが希望ある未来を築く鍵となるのではないかと思ったりします。

師さんや、地域の人の寛容さに接して、自らもそうありたいと思う私達を、ためすようなウーファー(カップル)が現在滞在しています。詳細は別の機会に譲りますが、ウーフの仕組みは、ホストであるこちらが宿と食事を提供し、ウーファーは6時間の労働を提供してくれるという交換で成り立っていて、そのうえに交流という双方にとってかけがいのない体験が付随していることが、システムを魅力的なものにしています。現在滞在中のウーファーたちは、能力と志向と常識に問題があるため、交換の仕組みのバランスがたいそう悪く(平たく言えばこちらが大損している感じ)、交流もほとんど成り立ちません。こうなると、受け入れしないという選択も可能ですが、この能力の欠如の度合いは、ある意味社会的弱者と言えるほどで、師さんを敬愛する私達は、性格や態度がよくないわけではなく能力が少ないかれらに出て行けとは言わないことにしました(悩んだすえ)。一ヶ月の滞在中、おどろきあきれ、葛藤が大いにありましたが、ようやく終盤に係り、かれらの人より優れている点も見えるようになりました。自分の中の異質なものを排除したくなる性質と向き合うなど、いい経験になりました。優しさがある人は偉大だ、とつくづく感じています。明日旅立ちです。
posted by じんじん at 12:06| Comment(0) | 田舎で考えてみた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月02日

アユミギャラリーの個展を終えて by山上學

展示会も皆さまのお蔭で無事に終わり、沖縄に帰る機内でふと今まで学生時代から今回まで幾たび個展を行ったか漠然と思い出してみました。最近は工芸を中心に個展を行い北海道から沖縄まで開催の機会に恵まれ、数々の人の目に触れ又購入して頂いたり作品に対してのご感想を頂戴しましたが、今回のアユミギャラリーの個展は今までとは違った感慨深い不思議なものに成りました。

タイトルの「灯りとうつわ」は、昨年のアユミギャラリーにいらして頂いたおひさまスタイルの温野さんの勧めで始まり、心理占星術研究家 岡本翔子さんの新月と満月の助言を基にムーンプレートなる新作が誕生しました。

moonplate.jpg

このムーンプレートなる作品は文字どおり新月の日にインスピレーションが沸き満月の日に誕生(焼成)し完成しました。これも意識せずに制作してた私でしたが後で旧暦の手帳で確認して驚きました。

会期中には、大切な方を亡くされてからの不思議な体験を持つ二人の方が偶然展示会場で出会われたり、沖縄のヤンバルの工房に来られた青年が思春期に愛読し悩みを解決してくれたのが岡本翔子さんの本であったり、沖縄に帰る途中で尊敬している方の職場近くを通りかかりお体の調子は如何かなーと思ったちょうどその時刻に天に召されたことが後でわかったりと、数々の「偶然」に遭遇しました。

ある友人の結婚式で新郎のお父さんがたまたま(偶々)と言う言葉の意味をスピーチされ深く感銘した記憶があります。

人は信じられない事や科学的に証明出来ない未知の出来事を何時から軽視しだしたのでしょうか、縄文土器や南米古代遺跡を観ていると現代とは全く違うサイクルで一日を過ごしていたのでは無いのでしょうか、私の作品からも目に見える形の向こうの世界を読み録って頂ければ幸いです。昼食後、畳の上で瞑想しますが妻や子供達、現代人にはどう見ても午睡にか映らないそうです。

(山上學)

posted by じんじん at 00:18| Comment(2) | やきもの・工芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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