日曜日は、小1の息子が通う小学校の運動会でした。
このあたりでは、運動会も地域の一大イベント。
子供と犬と散歩しているときにいつもすれちがうウォーキングおばさん、今まで口をきいたことがなかったのに、「明日は運動会かね」と話しかけてきました。
なにしろ全生徒数40名なので、運動会準備の草刈りや会場設営から片づけまで、保護者がほぼ総動員で行います。
さて、種目ですが、親の出番が多いのも特徴です。
メインは親子リレーというもの。
家族同士で競うリレーで、基本的に親は全員参加なのです。
しかも、子供は、自分のかけっこ以上に家族での勝敗を気にするのだとか。
私、見た目は運動神経がよさそうに見えるようなのです。
実際はひどくて、もちろんかけっこはいつもビリかビリから2番目、逆上がりもできないし、中学の部活も高校の部活も、あとから入ってきた人にすいーっと抜かれて惨めな思い。高校で一年留学して、戻ってきてひとつ下の学年に入ったときは、運動会のクラス対抗リレーのアンカーに勝手に組み込まれていて、必死で断ったけど上級の威厳が足りなかったのか受け入れてもらえず、泣きそうになりながら走ったら、案の定みるみる抜かれ、周囲の熱がさーっと冷めるのを感じた、という苦い経験もあります。
息子も、遅い。
ごめん、私に似ちゃって。
山上は、速かったと言うのですが、もちろん過去の栄光ですので、イメージに筋肉がついていかずに怪我をする危険が大きいタイプです。(実際、2年前は保育所で走らされて痛い目に遭いました。)
ということで、息子はまだ一年生だから気にしないはずだ、とにかくゆっくり行こう、無理しないで行こう、ということをお互いに言い聞かせてから(なんだか年寄りくさいですね)走りました。
結果は、7チーム中5位。わたしのかけっこの輝かしい実績からいくと、悪くないかな。息子からバトンを渡されたときの位置をそのまま守った形になりました。
多少スクワットやランニングなど準備をしていたので、足もさほどもつれず、筋肉痛も(今のところ)ひどくありません。
このほかに私が出たのは、綱引き〜これが思ったより腕と足に来た〜と、「婦人の踊り」というもの。
山上は、部落対抗リレーというのにひっぱり出されていました。
ほかにも、OBリレー(○○期生チームのほかに、ハゲーズ、婿ーズ、嫁ーズなどのチームあり)だとか、老人会のゲートボールだとか、卒業生の中高生のフォークダンスだとか、生徒以外の出し物の多いこと!
それから、白髪交じりの50代と思しき人たちが、走ること走ること!
(おっと、山上ももう47でした)
子供も出番が多くて、一年生で7種目出場したとか言っていました。
みながもっとも楽しみにしていたのが、「エイサー」。
今年新しく赴任した先生が張り切って準備してくださって、
今までとは違うすごいものが披露されるということでした。
「琉球伝説」と題し、4部構成。全生徒が参加しています。
最初は、各自が旗を持って走ってきれいな動きを作るというもの。中学生も狩り出して、すごくきれいな演出でした。

それから低学年のぶながや踊り、上級生の太鼓(いわゆる「エイサー」)がありましたが、極め付けが獅子。

6年生二人が特訓して演技したのですが、ものすごく上手でした。この運動会のヒーローですね。
本当に見事でした。
そして、沖縄の芸能に対する意気込みを改めて感じました。
夫が参加した慰労会でもその話で持ちきりだったそうです。今回の獅子の衣装はビニールでできているそうなのですが、これを芭蕉の繊維でやると動きがもっときれいになり、獅子の頭はガジュマルという木で作るのが最高だから、せっかく芭蕉布の里でもあることだから何年後にはそういう獅子を作りたい、などという話に熱が入っていたそうです。
都会の知人に運動会の様子を聞いてみたら、一学年5クラスくらいあるので、自分の子を探すのに精一杯だし、父兄も一部の人が出て終わりだとのこと。私が通っていた小学校もそうでした。やっぱりぜんぜん違います。
運動が苦手なので運動会はぜんぜん楽しみじゃなかったので、今回もちょっと引いていたのですが、いや〜久々に人数が少ない地域特有の団結力・パワーを感じました。
恐れていた親子リレーも、小学校のころのように走る能力が丸わかりになるのと違い、みな運動をしていないし年もとっていてお互いハンデがあるので、準備さえして転ばなければ意外といける、なんておもっちゃったりしました。
終わってみると、ちょっと体も動かしてさわやかな一日でした。
今までで一番楽しかった運動会かもしれません。