プロフィール
沖縄県大宜味村で陶芸工房を営んでいます。↓蛍窯HPもご覧ください!
ウェブサイトURL:http://www.yamagami-manabu.com/
(移転・リニューアルしました)

2011年09月14日

山の神様に女性たちが感謝する行事〜ウシンデーク

8月25日、旧暦 ウンガミの次の日に、田嘉里部落でウシンデークという行事が行われました。
(もうだいぶ前ですね)

ウシンデーク、ウスデークと呼ぶところもありますが、「沖縄大百科」http://word.uruma.jp/word/%A5%A6%A5%B9%A5%C7%A1%BC%A5%AF
によると、ウスデークとは、
「臼太鼓と書き、ウシデークともいう。祭りの余興芸能として、沖縄本島各地や周辺離島で演じられてきた民俗芸能で、女性のみで行われる円陣舞踊。 村落共同体時代の五穀豊穣と村民の健康に感謝する。」
とあります。
踊り手が減り、継続の危機が危ぶまれていますが、個人的に最も心惹かれる神行事です。
太鼓に合わせた手踊りを5箇所で行い、メインの広場では15曲ほどを45分間かけて踊ります。

usindek.jpg

ここの部落だけの独自の曲が存在していること、選ばれた場所での踊りの美しさ、これらすべてが土地の神様に感謝することに起因しています。
歌の内容は方言で私には全く理解できないのですが、おばぁたちに聞いてみると実はほとんどが恋歌だとのこと。またかつては女の人が呑んではしゃぐことを許される唯一の日だったらしいですが、それも含めたこの行事自体がもつ神々しさは、表面的なことばかりが横行してついにいる現代において、失われるにはあまりにも惜しい、なくしてはならないと、踏ん張って続けられるよう、よそ者として応援したい思っています。

このような外から目線の感想を地元の人にもらしたところ、同じように感じる人が少数いる一方、必要性を感じないとか、わずらわしいと思っている人が少なからずいることがわかってきました。地元の人というのは、よそ者の私たちから見るとすばらしいことがらに関して、当事者であるためにその価値が見えないばかりでなく、逆にしがらみでがんじがらめになって息苦く感じていることがままあります。その息苦しさはまた、当事者でないと理解できないのかもしれません。

そんななか、当日の反省会にて、踊りを取り仕切る、私の恩人でもあるKさんが、

「伝統を守らなきゃいけないと思うと重いけれども、年に一度山の神様に感謝するという気持ちでのぞんではいかがでしょう」

と呼びかけたところ、皆大いに納得していました。
私もはっとさせられました。

伝統を守ることが目的なのではなく、土地の神様に感謝することが目的なのですね。
そう考えると、もっと気軽に、かつ目的は明確に、参加することができるはずです。感謝する心さえしっかりあれば、時代にあわせて多少形が変わってもいいのかもしれません。いや、時代と共に変わるのが自然なのかもしれません。
そういえば、本来の目的を忘れて形を守ることに一生懸命になってしまっていることは世の中にたくさんありますね。

伝統ってなんだろう。

このKさんの言葉によって、いろいろ考えさせられている今日この頃です。

posted by じんじん at 06:55| Comment(0) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月04日

沖縄移転以来最強の台風!

夏休み最後の31日は山上の誕生日。
台風が突然近海で発生し、午後には近づくらしいというけれど、晴れていて風も吹かないので、迷った末午前中用事を済ませに車で30分の名護まで。
誕生日の食事の材料も買い込みました。

帰ってくると少し風が吹いてきていて、山上は台風対策に忙しくしていました。
新しい家に住んで3年、ここで大きい台風はまだ未体験。
4年ほど前には丸一日停電の大きい台風を経験していますが、なんだか忘れてしまっていて、そういえば念のため停電に備えて冷蔵庫を開けなくても夕飯が食べられるようにしたほうがいいかも、でもスポンジケーキも作らなきゃ、とのんびり構えていたら、作っているそばから風雨がみるみる激しくなって来ました。

迫り来る非常事態を察知してかテンションが上がり、いつもは言ってもしない素振りをしだす長男(すぐに横風でびしょぬれになりやめる)。

風が吹いて初めて気がつく場所に対応するため、パンツ一丁になって奔走する山上。
一瞬にして服がぬれてしまうのです。
いつも風が吹いてこない玄関のほうへの吹きつけが激しく、戸がぶわーんとふくらみ、こわれそうになるところを山上が身体で押さえます。
慌てて雨戸を閉め、戸の前で次の暴風を待ち構えていると、ドンと音が。
見ると、飛ばないと思って放置してあった重い机が飛ばされて雨戸に当たっていました。
辺りを見回すと、仕事場へ渡る橋のたもとの大きな木が根元のほうからへし折れています。
こんなパワーの台風は初めてです。

倒木.jpg

ケーキが焼きあがり、シチューができ、必要なものを冷蔵庫からクーラーボックスに移し終えたころ、案の定停電に。
デジカメの画面に群がり、テレビやパソコンの液晶画面中毒症状を示す子どもたち。
4年前は純粋にこの特別な状況を楽しんでいたのに。

非常食っぽくなってしまったけどいちおう誕生日の夕飯もキャンドルの光で準備。
電動泡だて器が使えないけどスポンジケーキどうする、ときくと、手動でもやると、長男が停電の中必死になってクリームをあわ立て、まあなんとか固まって、ケーキに塗り、おとうさんの51歳の誕生日に華を添えることができました。
皿洗いもキャンドルライトで。
ろうそく一本で意外と何でもできることにおどろきます。
この日に限ってシャワーを浴びると自分から言い出し、冷水で身体を洗った2歳の長女。
暗闇でもへっちゃらです。
そう、ボイラーもつかないからお湯も出ないんです。
ちょうどその日の朝、オール電化にしませんかという電話がかかってきて、うちはいくら安くでもオール電化にする気はありませんとけんもほろろに断ったばかりでしたが、ほんと、オール電化じゃなくてよかった。

夜が明けてみると、近くの作業小屋のトタン屋根が丸ごと吹き飛ばされて、わが家にいたる道の入り口にある電柱がへし折れていました。
屋根の撤去に半日かかっていました。
仕事場へ渡る橋の倒木は、近所の人がチェーンソーで切ってくれ、無事撤去できました。
集落や国道のあちこちで木が折れたりビニールハウスが倒れたりと、この台風のすさまじさを示す跡がどこにもかしこにもありました。
大木がたくさんある自然豊かな小学校もたいへんで、始業式の1日、子どもたちはほとんどずっと片付けに当たっていたそうです。
給食センターはオール電化のため、給食なしで帰宅してきました。
長男のクラスメイトは、お父さんと車に乗って国道を走っていたら大木が飛んできて車がぺしゃんこになったとのことで、新聞に大きく写真が載っていました。

結局携帯電話は一晩、電話と電気は二晩使えませんでした。仕事もできないし電話もかかってこないので、なんだか見も心も軽く感じていました。
電気が通じたとたん、現実が戻ってきてちょっと残念な気がしたくらいです。
電気が無くて一番困るのはやはり冷蔵庫、季節が季節なので傷みが早く、いくらか食材を無駄にしてしまいました。
それでも、身体的にも金銭的にも大きな支障は無かったのはありがたいです。
この台風が、強烈だったとはいえ、小さくて速く過ぎ去ってくれたのは不幸中の幸いでした。
4日に後に再び台風発生、のニュースを聞いたときにはさすがにぞっとしましたが、幸い進路が南のほうへずれたようです。

こんな台風とともにずっと生きてきた沖縄の人たちに敬意を表したいです。
経済的損失がいくら、とか、数字で出してしまうと落ち込みますが、来るものは来るのだから、来たら淡々となおす、嘆いてみても仕方ない、そんな身軽な楽天的な雰囲気をここでは感じます。
posted by じんじん at 23:17| Comment(0) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月02日

コミュニティー

週末は、アブシバレーという伝統行事と、村野球大会がありました。

アブシバレー(畦払い)は、沖縄手帳の説明によると、「田畑の害虫を払う行事。畦の雑草取りをした後、わらや芭蕉の葉などで作った小船に害虫をのせ、遠くへ追い払うため海に渡します。その日は労働を休んで浜辺で楽しく過ごしたり、硬雑炊ときゅうりの酢の物などを食べます。」とありますが、うちの部落では入り江に集まってお菓子をつまんだりお酒を少々飲んだりするぐらい。部落に5〜6個ある班がみな同じ場所に集まるので、一定時間過ぎると気の合う者どうしの飲み会となります。
こういう行事には残念なことに小学校高学年〜若いお父さんお母さん世代はあまり参加しません。
が、今回は雨で、うちの班だけが公民館で行いました。おばあたちもいなかったので、お母さん世代2名、うちのだんな、若いおばあちゃん2名、若いおじいちゃん2名、おじいらしいおじい1名、30代女性日本人ウーファーだけと平均年齢若めで少人数。珍しく小中学生も5〜6名いました。小さな車座のうしろで男ばかりの子どもたちが遊ぶという構図です。いつもは女性グループ・男性グループにぱっきり分かれてしまうのが部落の習性ですが、今回はじっくりひざを突き合わせていつもお話しない殿方たちと歓談できました。

そんななかのできごと。
一匹のハエを皆でうるさがり、何人もがしとめようとするが成功しません。
そこへ80代の上品なおじい。気配を感じさせない。ハエが動かない。さっと捕らえる。「逃がす。」と言って、窓から外へ放つ。
めちゃめちゃかっこいい〜〜〜のです。

若いおじいたちが、昔はこんな風にしてカニをしとめたという話を始めました。殿さまバッタをつかまえて頭をとって、胴体に猫じゃらしのような細い茎の草(ゲージと言っていた)を貫通させてくくり、それをエサに穴から外へおびき出すのだそうです。こういうことを子どもたちに教えたい、と申し出てくださいました。こういう知恵は、ここで教えないと途絶えてしまいます。それで子ども会の夏休みの行事として検討しようということになりました。
そのほかにも、護岸工事で川に大きな段差をつけたからカニやリュウキュウアユが上っていかれないことや、急斜面の段々畑の復元の話など、地域のことをいろいろ考えておられることがよくわかりました。

翌日は村野球大会準決勝。昨年は若い人を積極的に入れ飛躍し、突然準優勝でした。今年も、準決勝を劇的な逆転勝ちで突破。そして県内屈指の社会人野球チームが大半を占める去年と同じ決勝の相手。練習を見ても動きが全然違います。牛若丸みたいに派手に動くやつもいます。がなぜか終盤一点差まで追い上げ、相手は浮き足立ってエラーを連発、あと一歩及びませんでしたが惜しいところまでいきました。勝って当たり前のチームに勝たせてあげてよかったと余裕のコメントが出るほど、部落中大喜び、大盛り上がりでした。

これを一緒に体験したウーファーが、「自分の時間を誰か身近な人と分け合うことでこんなに心が豊かになれると再発見した」とコメントしてくれました。
そう、ここはコミュニティーが色濃く根付いている場所。
そしてその価値が一番よくわかるのは、実はよそ者の私たちなのかもしれません。
そんな私たちにできることはいろいろありそうです!
報告できるように、脳を活性化して、がんばります!
posted by じんじん at 17:00| Comment(0) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月26日

羽虫の襲来

夕飯を食べていたら、急に羽つき虫が入ってきました。蛾・・・?と思っていると、2、3匹が一挙に20匹になり、あわてて窓を閉め切るもみるみるうちに200匹ぐらいに。よく見たら、シロアリでした。4枚の羽は簡単に取れてしまい、すぐに芋虫のようになってしまいます。年に1、2度、こんな「シロアリの日」というのがあります。

一昨日は、寝ていると、「い、痛〜っ!!」と突然足に鋭い痛みが。何かにチクンと刺された感覚。しばらくしてまた、「い、痛〜っ!!」と同様の痛み。1個目は収まりましたが2個目は夜じゅう痛んで眠れないくらいでした。翌朝冷静に分析、ふくらはぎとかかとに刺されているので、飛ぶ虫ではない。噛み跡が一箇所に2つあることから、おそらくム・カ・デ。うわさには聞いていましたが初めて刺されました。日中は痛みが引いたので、ほっとしました。死にゃーしないんですね、ムカデでは。

ここ数日比較的カラッとしていますが、その前はものすごい湿気で、カタツムリとヤスデが大発生。カタツムリときたら、ネギまで食べてます。ヤスデは、群れるとかなりグロテスク。お風呂場にもかなりの数が侵入しています。ヒルやナメクジも時々います。

子どもたちも全身虫刺されだらけ。皮膚科に行って何の虫でしょうと聞いても、さぁ〜、いろいろいるから、で終わります。本当にいろいろいるのです。蚊は序の口。ブヨ、ヌカ虫、ノミ、毛虫・・・だいぶ悩まされて泣きたいときもありましたけど、これが沖縄やんばるです。生き物と共存するのだ〜!!
posted by じんじん at 05:52| Comment(0) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月19日

大宜味村産業まつり

沖縄では各市町村で「産業まつり」という催しがあります。
大宜味村の産業まつりでは、農産物を中心に、各商品、工芸品などが屋内に展示され、
屋外では各団体のステージや出店があり、大いに盛り上がります。

今年は、大宜味に住む人気デュオ「アイモコ」のラジオ番組にて生中継があったおかげで、村外からもたくさんの人たちが来てくれました。
このアイモコさん、ご近所さんでもあるのですが、
「ハルサーミュージシャン」というユニークなコンセプトで、
農業をしながら歌手をしている夫婦です。
切り口が独特だし今の時代に合っているからでしょうか、そしてそれを上手に感じよく歌や言葉に置き換えることができる二人は、沖縄で大人気です。有名人なのに人柄も良い、ナイスカップルです。
アイモコブログはこちら


山上家では、去年に引き続き「竹パン」を出店しました。
takepan.jpg

玄米酵母のパン生地を使って、大宜味名物の竹にくるくる巻いて炭火で焼いたもの。
よくキャンプなどでやるメニューです。
けっこう好評でしたよ〜。
家でもよくやるので、あなたもラッキーだったら山上家で食べられます。
それより、自分でパン生地を作って炭火や焚き火で焼いてみてくださいね。
posted by じんじん at 17:06| Comment(2) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月13日

二十四の瞳、来たる

「民泊」ってご存知ですか。
ホテルや民宿に泊まる代わりに、地方の農家などの民家に宿泊し、民家の生業や食生活を体験しながら、地元の人たちと真の交流を図る、というスタイルの旅行です。
国が、「子供たちには自然体験が必要だ!」と、小学生を対象に民泊体験の予算を組んだということで、
大宜味村でも受け入れ民家の募集があり、手を挙げてみました。
そして先日、初の受け入れをしました。
やってきたのは、なぜか自然体験を充分しているはずの、おとなり国頭村の安田という部落の小学生。
全校生徒12名。
生徒数40数名の息子たちの学校も相当少ないと思っていましたが、12名はまた違う世界です。
しかも、男子はうちたった2名。この2名、3年生と6年生がうちに民泊しに来てくれます。

入村式の挨拶では、校長先生が
「うちの二十四の瞳です」。
この言葉で、12名の子供たち一人ひとりの存在が急にでっかく感じられました。
大人の数がやけに多いな、と思ったら、先生方は総勢8名とのこと。
でっかい存在の中でも際立ってでかい、うちに来てくれる予定の3年生の男の子は、
「めあては、言葉づかいをきちんとして、お手伝いをがんばりたいです」としっかり発表していました。
解散して、いよいようちに連れて帰る段に。と、それまで硬かった表情が急に和らいだ2人、車に乗る際にも「よろしくおねがいしまーす」と言葉遣いはすでにバッチリ。
似たような環境の子なので、、体験したことがなさそうなことを体験してもらおうと、ピザ・パン作り、ろくろ体験、五右衛門風呂体験を計画。でも、どれもまったく初めてというわけではないとのことで、ちょっとがっかり、と同時に、過疎の地域で豊かな体験をしていることに驚きました。
パンをこねていると、先生方がどやどや見学に。子供たちに声を掛けながら、家の近辺も探索して、とてもにぎやかです。その後、ろくろ、風呂用の薪拾い、ピザの具の用意、風呂焚き・・・と次々にスケジュールをこなしていきます。
2人ともコンポストトイレにも興味を持ち、それぞれ用を足していました。3年生は、暗闇が怖いからとお母さんから懐中電灯を4つも持たされたというわりにはゆっくりうんちをし、
「あのトイレ、気に入りました!」
と報告してくれました。
ピザにのせるのに、たまねぎの薄いスライスも出来る?ときくと、2人ともうなずきます。
やらせてみると、2人とも見事な腕前。6年生は透けるほど薄く切っていました。
お風呂焚き、これまた6年生が手際よく薪をくべていき、とっても上手!普段からおうちの手伝いをよくやっているのだなーと感心しました。
そのうち山上家の小学生2人も帰宅、ペアを組んでお風呂に入ってもらい、裸の付き合いを経て一気に仲良くなりました。
そしてピザのトッピングを皆でして、夕食、先生たちはまたがやがやとまわってきて、五右衛門風呂に入っている写真を見せると皆大喜び。こどもたちがかわいくて仕方ない様子です。
その後の野球ゲームやとっくみあいには1歳の娘も参加して、10時に就寝。
翌朝は犬の散歩をかねて、途中まで息子2人を送って行きました。朝はお皿を洗ってもらいましたが、特に3年生、いまだに洗うと毎回油が残るうちの息子たちとは手付きがまるで違うので、よくやってるの?ときいてみたら、毎日5人分のお皿を計100皿くらい洗わされてる、とのこと。驚いてしまいました。

2人ともいろんなことが出来るし礼儀正しくしつけが良く行き届いているようすで、うちの子たちにつめの垢でも煎じて飲ませたいくらい。
そして、より小さな部落で、子供たちはより大切にされてるのだな、と感じました。
posted by じんじん at 16:57| Comment(2) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月15日

バリカン娘

今年の沖縄は、とっても暑かったのです。
一歳半の娘は肌のトラブルに見舞われました。
まず、あせもが大量に出現。腰、背中、腕、首筋、あご、鼻、おでこ。
海に行っても、我が家の万能薬・びわの葉エキスを塗っても、効果はいまひとつ。
そこへ、マンゴーかぶれ。
山上と長男が以前かぶれたことがあるので、娘に食べさせるときは顔につかないようによく気をつけていたのですが、ある日パーティで手を伸ばして勝手に食べてしまい、その次の日あごがかぶれてるなと思ったらすぐにじくじくしてきて、それがあっというまに顔全体に広がってしまい、さすがにやばそうだったので皮膚科へ。着いたころにはこのじくじくが、あせもがあるところ全部にひろがってしまい、かなりひどい状態になっていました。
診断は「とびひ」。お医者さんは、「髪の毛を丸刈りにしなさい。女の子でかわいそうだからといってやらない人は一月ぐらい治らない。薬漬けにするのとどっちがかわいそうですか。」といわれましたが、ふんぎりがつかず切りませんでした。
薬を飲んだり塗ったりしてとりあえず良くなったと思ったら、薬を使わなくなって2〜3日後、またあせもが全身に発生。しかも今度はにきびのように白い水泡ができ、またまたかなりやばい様相。また皮膚科へ行くと、これは、カビとあせもが混じっている、とのこと。カビとあせも用の薬を処方するけど、またとびひが悪くなる可能性もあると言われました。
新しい薬を使い始めて2日後の、東京へ出発する前日、水泡が超悪化、病院へ飛んでいくと、ありゃーとびひが再発しちゃったとのこと。前回の塗り薬の使い方が不十分で菌が完全に殺されていなかったらしい。また丸刈りにするように強くいわれる。「これ、ひどすぎるよ」だって!皮膚科にひどいって言われるとけっこうインパクトが・・・。
そこで、今回は腹をくくって、でも明日から東京だし丸刈りはあんまりだからと1センチに設定して、バリカンで頭を刈りました。ちょっと進んだ女の子みたい?アバンギャルドな感じ?いや、どこからどう見ても男の子・・・。
顔もぼろぼろだし、孫娘に会うのをそれはそれは楽しみにしてくれていた親が失神しては困るので前もって脅しておきました。
11日間の東京で、必死に薬を塗ったり飲ませたりして、見事にぴっかぴかになりました。皮膚科の薬は効果が強くて正直こわいのですが、とびひが広がるさまはもっとこわかったので、今回は素直にお医者さんの指示に従いました。それでも案の定、冷房なしの沖縄生活にもどったらまたあせもがでてきてしまい、びくびくしていますが、いまのところあせも以上に発展はしなさそうです。まだかなり蒸し暑いですが、少しは秋めいているのでしょう。

入院もしたし、いろいろ経験している末娘です。次は新型インフルかしら?
posted by じんじん at 11:51| Comment(4) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月15日

桜の学校

2月1日、小さな学校の大きな学芸会と、恒例の観桜会が開催されました。
遠くから見ると、桜に囲まれている学校だということがよくわかります。




沖縄の桜ははらはらと散らず、長く咲いているため、本土の桜とは趣が違い、
花見の習慣もあまりないのですが、
息子2人が通う小学校ではかなり古くから桜がたくさん植わっており、
観桜会も催されていたとのこと。

今年で3回目となる詩歌のコンクールもあり、山上の句も入選しました。

   島酒に花びら浮かべ観桜会


ちなみに審査委員長が一番気に入っていたのは、小学生のこの句。

   さむいのに きれいにさいたよ さくらさん

さむいのに、という発想がすばらしい!と絶賛でした。

2月も半ば、桜もところどころ残っています。
posted by じんじん at 23:57| Comment(0) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月26日

やんばるの自然シンポジウムと古謝美佐子コンサート

息子2人が通う喜如嘉小学校の誇りは、眼下に広がる田んぼでの野鳥観察。年に数回授業の一環として全校生徒で取り組むほか、昨年と今年は高学年が夏休み中毎朝田んぼに通って定点観測をし、19年前のデータと比較した研究はいろいろな賞をもらったとか。
「とか」というくらいで、実は父兄は研究内容にあまり触れていないだろう、ということで、子供たちが発表することになっている地元開催のシンポジウムに参加するよう学校から文書で呼びかけがありました。へえ〜、行ってみよう、と思いながらプリントを読み進めると、「第2部 コンサート 古謝美佐子」とあり、嬉しい驚き。滞在していたカナダ人のウーファーも連れて、行ってきました。

シンポジウムは、小学生のほかにも、やんばるの自然を守る活動をしている研究機関やいくつかの地元の団体の発表があったのですが、なんと参加者が40人ほどしかいませんでした。小学校のPTAですら、片手の指で数えられるほど。古謝美佐子のときもほとんど増加なし。どうなってるの!?
喜如嘉小の発表は、研究によっていかに自分たちがいかに貴重な環境で生活しているかがわかったと結論づけられていて、小学生からこういうメッセージが発せられているということに大きな意味があると思うだけに、聞いている人が少なくて本当に残念。自然や環境に対する関心が薄いのでしょうか。住んでいるとその土地の魅力や大切さが見えにくいのでしょうね。
古謝美佐子さんはとても気さくな方でコンサートも素敵でした。「童神」のときは思わず涙が出てきてしまい自分でも驚きましたが、終わったらあちこちから鼻をすする音が聞こえてきました。すごいパワーでした・・・。基地の目の前で生まれ育ち、孫も5人になり、最近では平和のメッセージを積極的に発するようになっているという古謝さん、だからこそやんばるにも駆けつけてくださったとの事でした。

ウーファーさんと写真を撮っているところにちょうど古謝さんが出てきたので娘を抱っこしてもらいました。
めぐり合わせの良い子よ!




posted by じんじん at 05:58| Comment(2) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月15日

2008年豊年祭

早いもので、今回が3度目の豊年祭。
子供たちもエイサーに参加したりして、その存在は年々身近になっています。

夜の演目の前に行われる道じゅねー(=パレード)が、やっぱり最高です。



今年は堂々の先頭旗持ち!



出演者の行列。



昔からの道順を歩きます。



仮想メンバーの記念撮影。
おじーおばーの独壇場です。


演目のひとつ、子供たちのエイサー。
沖縄の子供たちは小さいうちからエイサーをする機会が与えられています。


区民の総力の結集により、大いに盛り上がり、大成功に終わりました。
連休が明けて、部落中がほーっと一息ついているようです。。
posted by じんじん at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月04日

ジャンボきのこ

先日もらったきのこです。


栃木では季節になると皆きのこ狩りに励んでいましたが、
沖縄では野生のきのこを食べたという話を聞いたことがありませんでした。
初きのこがジャンボきのこ!
下さった方は、軽トラの荷台いっぱいに積まれたきのこを部落中に配ったとか。
香り高くてとてもおいしかったです。
posted by じんじん at 21:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月02日

胡蝶蘭

個展などでたまにいただく胡蝶蘭の鉢植え。
翌年も咲かせるなんていう高等テクニックを持ち合わせているはずもなく、
いつも花が終わったら泣く泣くサヨナラしていました。

ところが、ここ沖縄では、「ヘゴにくっつけたら簡単に咲くよ」というので、
去年いただいた株でやってみたところ(山上が)、このとおり。



沖縄は胡蝶蘭の生息にとても適した気候のようです。

ヘゴというのはシダの一種で、幹が植物の支柱などによく使われます。

こちらでは抜いても抜いても生えてきてしまうクワズ芋など、
本土では値段が張って大切に鉢植えされるものがけっこうありますね。
ハイビスカスなども、栃木にいたときは憧れていたけど
マメでない私には無理とあきらめていたようなものが
勝手にそこらへんに生えています。
人間、ないものに憧れるんですね。
posted by じんじん at 18:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月03日

高江でUAチャリティーライブ

ヘリパッド問題に揺れる高江のカフェ「やまがめ」でUAのライブがありました。チケットの売り上げはヘリパッド建設反対運動の活動資金となる、チャリティーコンサートです。
世情に疎い私ですが、あの独特の雰囲気とすごい声が素敵だなと思っていて、最近ではピープルツリーのカタログで記事を読んだり、教育テレビの子供番組に出ているのを見かけたりしていたので、来ると聞いてちょっと興奮しました。
彼女自身は深い心の闇を経験し、それを乗り越えた今は自然の中での生活を重視しているらしく、高江に住むオーガニックライフの有名人、森岡尚子さんに会うために夏にこの地を訪れたときにヘリパッドの現状を知りショックを受け、ライブをしてくれることになったとのこと。
約300名が集まった山奥の決して広くはないスペースに設置された小さなステージ上では、彼女の一連の持ち歌や、最近研究しているという奄美の島歌、どんとのカバーなど、多彩なレパートリーが披露され、森に美しく響く、また森によく似合う歌声に酔いしれました。合間には高江の現状についてのディスカッションなどもUAをまじえてカジュアルに行われたり、一般客や地元ミュージシャンとのセッションもあり、距離感が近い素敵なイベントでした。

高江では7月にヘリパッドの工事着工が決定されてからずっと過酷な座り込みが続いています。島の反対側の出来事ですぐ近くだし、現に我が家の上空には「オスプレイ」がしょっちゅう飛行しているという状況にもかかわらず、私はといえば忙しい、体調が悪いなどいろいろ言い訳をみつけてはまだ2〜3回しか足を運べていない、それでいてUAが来ると聞いた途端に腰が軽くなったりして恥ずかしい限りなのですが、高江には行くたびに逆にパワーをもらってます。
国やアメリカという絶対的権力を目の前にして、「いらないものはいらない」と断固拒否し続けるカフェやまがめのオーナーをはじめとする反対運動のメンバー。現実には140人の集落のなかで反対運動に参加しているのは4〜5世帯しかいず、ほとんどが県内外からの移住者。地元の人からの冷たい視線にさらされるなどつらい思いもしているそうですが、地元には地元の事情があるのであって・・・。それでも、他人事ではないと感じる人が全県、全国、世界各地から集まって、平和を語り合う場になっています。絶望的な状況をプラスに変えてみせてくれている彼らに、今回もたくさんの元気をもらってきました。

高江のことは、ブログ「やんばる東村 高江の現状 http://takae.ti-da.net/」に詳しく載っているので、遠くて情報がないという方、気になるけどどう行動に移してよいかわからないというい方、ぜひ定期的にチェックしてみてください。
posted by じんじん at 06:23| Comment(5) | TrackBack(0) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月13日

サシバ

「お母さん、おはよう。サシバ鳴いているよ」
サシバのことを書こうとパソコンに向かう私に、目を覚ました息子が話しかけてきました。

外の音にまったく無頓着でしたが、耳を澄ましてみると「ヒックィーイ、ヒックィーイ」とひっきりなしに鳴いています。いっぱいいるんだ!
サシバは、渡りの鷹の一種。沖縄に来て初めて名前をきいたときは、「ん?差し歯?」状態でしたが、本土にもいるんですってね。沖縄には多いので、鳥などに鈍感な私でも簡単に確認でき、季節の変わり目をわからせてくれる存在です。

2、3日前から上空を旋回しているのに気づき始めました。沖縄に来て4年目の秋ですが、気づいたのは今年が一番早いような気がします。サシバが飛来すると、秋なんだなあと実感します。まだ日中は30度以上になるし、せみはじーじーカンカン(←オオシマゼミ。11月になるとなおやかましくなる気がする)さかんに鳴いているけれど、風もミーニシ(=北よりの季節風)が吹きはじめ、空気もからっとした感じ。水温も低下して魚も動きが活発になり、釣り人にもうれしい季節なのだとか。

暑さやら引越しやらで、せわしなく気分的にもどことなく停滞モードでしたが、ひさしぶりに気力が充実してきましたよ。
posted by じんじん at 09:13| Comment(4) | TrackBack(0) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月04日

小学校運動会

日曜日は小学校の運動会でした。去年は、地域の結束があってこその、小さな村の大きな運動会に大感動したものでした。(去年の記事

今年は各種目にスポットを当ててみようと思います。

・「同窓生リレー」。
学校の卒業生が年次ごとに競うリレーです。
中学生から始まり、だんだん年代が上がり、最高齢は23年チーム。昭和23年生まれ、つまり今年還暦の方々です。28年は2チームも組まれていました。毎年この競技に照準を合わせてくる人もいるそうで、とくに23年対28年の勝負はかなり真剣でした。校長先生は23年チームのアンカー。60歳ですよ・・・負けそう・・・というか完全に負けています。現役の全校生徒40人よりはるかに多い人数が出場していました。

・老人会によるゲートボール
暖かい時期には毎夕集まって各部落で精進しているおじぃおばぁたちによるゲートボールリレー。こちらも全校生徒より多そうでした。

・中学生のフォークダンス
エイサーに友情出演したり来賓を接待したり、卒業生の中学生は例年役割が課されているほか、リレーもあるし、このフォークダンスも仲良く手をつないで踊ります。今の時代、ちゃんとこうしたイベントにでてくるというのは珍しいですよね。ところでこのフォークダンス、沖縄では何十年も前からすべての中高で「青い山脈」と「オクラホマ・ミキサー」を踊ることになっていて、大人になってからも曲をかけるとみな踊れるのだとか。(ほかにも、120年の伝統を誇る当校の校歌ダンスと、なぜか「きらきらぼし」のダンスは、伝統的にずっと変わらず踊られているらしく、28年生まれの人も昔踊ったと言っていました)

都会では、アルバイト学生を雇ってビデオを撮らせ、親はゆっくり見るとか、そのビデオ席の確保が大変だとかききましたが、どこでもそうなのでしょうか。それと、おじいちゃんおばあちゃんが運動会に来るというのは沖縄だけかと思っていたら全国各地そうなんですか!?私も山上もじじばばに来てもらった思い出はないし、今でも両実家ともまったく興味を示しません。
posted by じんじん at 15:11| Comment(4) | TrackBack(0) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月21日

新築祝い

沖縄の田舎では、節目節目に大きなお祝いをする習慣が残っています。
たとえば子供に関していえば、生まれたとき、その子が1歳になったとき、小学生に上がるとき、高校に合格したとき、成人式。年取ってからは長生きのお祝いもいくつかあります。こういうときは、大勢いる親戚や、隣人・知人が集まって大騒ぎするのがならわしのようです。
なかでも「新築祝い」というのは一番大きいお祝いの部類に入るとのこと。
でも移住民のわれわれはやらなくても・・・なんて思っていたら、家がまだ工事中のころから、いつもお世話になっている地域の方が、新築祝いはいのしし汁を炊くし刺身も用意してやるからいつやるか、と話を持ちかけて下さいました。(もちろんいのししも魚も自ら捕ったものです。)そのほかにもいろいろな人が、新築祝い呼んでね〜と声かけしてくれます。なるほどこういうものなのかとお祝いしたい気持ちが大きい(&パーティ好きな)人たちが多いことに感心です。
ということで、先日行いました。

当日は朝からいのしし汁と刺身の仕込みにきてくれ、会場のセッティングなども進んでやってくれました。前日は午前3時まで魚釣りをねばってくれたそうです!!奥さんたちや友達も手伝いに来てくれ、感謝です。
夕方からは地域の人、学校関係、遊び仲間などが続々と来てくれました。なかには遠くから駆けつけてくださった方も数名いましたし、山上の兄&その息子くんも、親族代表としてやってきてくれ、沖縄の方式に少しだけでも倣うことができました。
お客様にはまず、出来立ての家の中を見てもらってから、庭に設置してある宴会場でご馳走を食べてもらう、という流れだということが、やりながらなんとなくわかってきました。
宴会では地元の人たちがこちらの知人にも話しかけてくれたりして、楽しい会になったようでした。
宴の最中は友人たちが進んで接待や皿洗いなどを引き受けてくれ、大助かりです。おかげで、片付けも思ったよりスムーズに運び、翌日の疲れも思ったほどではありませんでした。

こうしたお祝い事を無事終えると、家が建ったという感慨もひとしおです。
会に駆けつけてお祝いを持ってきてくださったみなさんはもちろん、土地の斡旋その他に奔走してくれた地元の方たち、金銭面で援助をしてくれた両親や親戚、一生懸命工事をしてくれた業者の方たち・・・家作りに当たって本当にたくさんの人たちにお世話になりました。

沖縄に来て3年が過ぎましたが、人々の善意のおかげで生活できていることを肝に銘じて、浮かれず堅実に気を引き締めて行きたいと思います。

ちなみに、2005年2月には仕事場完成のお披露目会をやってやはり地域の方や友人に大勢集まってもらったのですが、終わってほっと一息ついたのもつかの間、その翌日に大事件が起きたのでした。もう忘れかけていたけど、あの時は本当に大変だった・・・。

今回も何かあるだろうな、と覚悟していたら、当日夜、次男がインフルエンザを発症。その余波は今も続いています。
大きな出来事があったあとは仕方ないと今回は腹をくくっています。
posted by じんじん at 12:00| Comment(9) | TrackBack(0) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月19日

ヘリパッド建設やめよう集会と、豪快な号外

日曜日、大雨の中、沖縄県東村高江に7月に予定されているヘリパッド建設に反対する集会が開かれました。
(ヘリパッド問題については以前もこちらにちょこっと書きました)
150人という高江地区住民に対し、集会参加者は350名。
議員や運動家、地元民などがそれぞれの立場で発言していました。各方面からのメッセージも読み上げられました。
米軍の北部訓練場は、豊かな生態系の残るやんばるの山にあります。集会決議によると、周辺にある沖縄の大切な水源に、弾が1万6000発以上発見されたとか。山々にも薬きょうが放置されていることも明らかになったそうです。
ヘリパッド建設に反対すると公約して当選した村長はつい先日受け入れを表明しました。
人を殺す訓練をしている米軍によって自分たちの身も脅かされる・・・未来が見えない、絶望的な状況において、無力感に襲われながらも運動を続け、すばらしい集会を実現した地元の反対メンバーの頑張りには心から敬意を表します。
高江ヘリパッド問題についてのブログはこちら

細長い沖縄本島北部の、田嘉里と反対側にある高江地区に起こっていることで、大いに関係があることにもかかわらず、何もできないでいる情けない自分ですが、集会に参加して少しでも住民の思いを共有できて良かったです。


           *  *  *


きのう、学校で放課後子供を見るボランティアをしていたら、役場の人が訪ねてきて、「豪快な号外」を持ってきました。皆さんご存知ですか?「笑い楽しみながら30秒で世界を変えちゃう新聞」と銘打ち、「キャンドルナイト」の夏至の22日に3000万部配布し、ギネスに挑戦するそうです。去年は500万人以上が夜8時から10時の間電気の代わりにろうそくをともすキャンドルナイトに参加し、原発7基分の電力が節約できたとか。今年はこの号外によって1000万人を目指すのだそうです。うちも初めてやってみようと思います。紙面には、地球温暖化を阻止するために、一人一人がちょこっとでも行動を起こせば、確実に地球は変わる!という熱いメッセージがこめられています。
田嘉里ではまだ配布する人が少ないから、と、わざわざ役場からきてくれたことに感激しました。部落から通達として配るのは簡単だけど、今回はあえて、人から人へ手渡しするという方法をとりたい、ということでした。役場がこういうことに動くとは、さすが大宜味です。隣村では教育長が賛同し、学校を通じて配るとか。お友だちのちんぬくさんは、なんと家族で1500部も配布するとか!
詳しくはこちら。このページの下のほう、「TEAMGOGOでの挑戦〜てんつくマンより〜」の記事もとってもよかった!


           *  *  *



ヘリパッドの集会で会った友人の車を見ると、ビラが窓に宣伝カーのように貼り付けられていました。集会の中心メンバーに知人もいて、皆とてもがんばっていました。「豪快な号外」にしても、知っている人たちが精力的に動いています。ここ数日、人がフットワークも軽やかに一生懸命行動する姿に連続して遭遇しています。あなたもやりなさい、というメッセージだと受け止めて、22日までに「豪快な号外」の配布に取り組んでみようと思います。
posted by じんじん at 09:45| Comment(7) | TrackBack(0) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月11日

タツノオトシゴ

日曜日、もりもりさんに魚釣りに連れて行ってもらいました。
ヒマな次男と岩場を散策していたら、
あれ、ま、まさかこれって・・・
そう、タツノオトシゴが打ち上げられていたのです。
(写真はなし・・・残念。)
どういう経緯でこの場所に来たのかわかりませんが、ひたひたの水位のところに長いこといた様子で、瀕死の状態でした。
海に戻しましたが、果たしてどうなったことか。
タツノオトシゴって、物語や標本、水族館などでしか見たことがなかったし、遠い異国にしかいない生き物だと思っていたので、
「ナマ」のタツノオトシゴというものが存在するということがにわかには信じがたかったです。
存在そのものが異国情緒漂うロマンチックな生き物でした。
でも実は、沖縄でも浜辺近くに生息しているのですって。

さて、最初にかかった獲物は、魚ではなく、カニでした。ガザミ。

kani.jpg

火あぶりを直後に控えた、ガザミ君。ウートート、アートート。
(観念したようにずっと大人しくしていたのに、鍋をコンロに乗せようとしたとき、察したのか、ぐわーっと山上を威嚇したそうです。動物の本能、恐るべし)

初めて見たガザミ、青い〜!!と感激しましたが、
全国津々浦々どこにでもいるようですね。
でも、この青さは沖縄ならではのはず!?(真相は定かではない)
もりもりさんに教わって味噌汁にしたら、確かにとっても美味しかったです。

最後にはボラも少し釣れて、刺身にしました。
長男は、この刺身を食べて、「さいっこうっ!」と呟いていました。
そして、「あの小さいカニがあんなに大きくなるっていうのにオレ感動した」とのこと。
釣りを始めてすぐ、次男が勝手に「スナモグリ」と名づけた3センチくらいの砂色のカニをつかまえてもりもりさんに見せると、こいつはガザミといって大きくなると30センチくらいになるんだよ、と教えてもらったのですが、そのちょっと後に大きいのが釣れたのです。

海辺や漁港での釣りだったので、次男は危なっかしいし、長男は釣竿持たせろと主張する割には忍耐力がないししょっちゅう糸を絡ませるし、私的には疲れたので次回はお父さんだけで行ってきてね、という気分だったのですが、食卓で、「また釣り行きたい?」と聞くと、二人とも、うんっ、と大きく大きくうなずいたので、たぶんまた連れて行くことになるのだと思います。子供の喜びは親の喜び!こんなに喜んでくれるのも小さいうちだけだろうし。(将来の理想は、「おかあさーん、夕飯のおかず釣ってきたよー」)

とにかく、カニと刺身、さいっこうでした。
全部セッティングしてくれて初心者&子供たちに忍耐強く付き合ってくれたもりもりさん、本当にありがとうございます!
posted by じんじん at 18:22| Comment(4) | TrackBack(0) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月24日

オクラレルカ

隣の部落、喜如嘉は花菖蒲(=方言オクラレルカ)の名所です。
小学校の眼下に広がる田んぼに、今の時期咲き誇ります。
菖蒲の葉を本土に出荷するために栽培されていて、花は道行く人にうれしい副産物だそうです。
山間にひろがる田んぼの風景は花の時期だけでなく年中美しく、こんな場所に小学校があることはとてもありがたいです。
本土では田んぼは珍しくありませんが、沖縄は政策で大半がさとうきび畑に転換させられており、ごくわずかしか残っていません。
いつまでも喜如嘉の田んぼが残ることを願いたいです。

iris.jpg

.


喜如嘉といえば芭蕉布で、染織好きの人たちにとって憧れの地だと思っていましたが、実はネイチャー系の人たちにとっても、珍しい鳥をたくさん観察できる憧れの場所なのだそうです。
posted by じんじん at 08:04| Comment(8) | TrackBack(0) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月01日

渚の宝探し

近所にあるやんばる野生動物保護センター主催の「渚の宝探し」という講習に家族で参加しました。

hyochaku.jpg

講師は、ゲッチョさん。
新聞でコラムを読んだことがあり、印象に残っていたので、へええ!とうれしくなりました。
ちなみに講習は無料で、「渚」はすぐ近所の喜如嘉海岸。
ここの海岸は、東南アジアの国々からいろいろ流れ着くのだそうです。流れ着くものは、海岸の形によっていろいろ異なるのだとか。

ゲッチョさんの話はとても愉快でした。
ご自分が採集した種や骨を大量に持ってきてくれて、
夢中になって講義してくれたあと、いざ海岸へ。

目についたものをひろって、箱に収めます。
この「玉手箱をつくる」という趣向もゲッチョさんのもの。
漫然と袋に入れるより、ぐっと素敵なものに思えてきます。

上段左端のものは、「ギンカくらげ」だそうです。
これについての記述をゲッチョさんのHPで発見しました。
http://www.hpmix.com/home/kamagenomori/C2_1.htm#156

いつも行っている場所なのに、そこにあると考えてみもしなかったものたちにたくさん出会えた、楽しい時間でした。
ゲッチョさん、声をかけてくれたSさん、ありがとう!!


posted by じんじん at 05:20| Comment(7) | TrackBack(0) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。