プロフィール
沖縄県大宜味村で陶芸工房を営んでいます。↓蛍窯HPもご覧ください!
ウェブサイトURL:http://www.yamagami-manabu.com/
(移転・リニューアルしました)

2005年12月18日

読谷のやちむん市

来年3月に沖縄を離れてしまうおはるさんに誘われて、「読谷山焼やちむん市」に行ってきました。
(「やちむん」は「やきもの」の沖縄方言)
彼女は、沖縄に来て長いけれど、日々のことに忙殺されていたり、近いからいつでも行けるという理由で、今まで行ったことがなかったとのこと。同じ理由で私もいつまでも行かなくなりそうなので、誘ってもらってこれ幸いとわくわくしながら行ってきました。

考えてみれば、純粋に書い手として陶器市に買い物に行く、というのは初めてです。
使う器を本気で選ぼうという人と同行でき、とても参考になりました。

栃木では売る側として毎年春・秋の益子陶器市に参加していました。
時々ほかのテントを見て回ったりしていましたが、こっちのほうがよく売れてるとか売れてないとか、値段が高いとか安いとか、売り手の視点から抜け出せずにいたのだと今回行ってみて改めて認識しました。

これがもうちょっと深かったら、もうちょっと大きかったら、などとつぶやきながら、あれこれ物色しました。やっぱり重いのは困る、とか、うちにある食器に合わない、とか、買い手にとってはどれもとても大事なことなのだ、というあたりまえのことを、いままではちゃんと想像できていなかったかもしれない、と思いました。

デザインの好みだけでなく、使いやすい形というのも、人それぞれなのだろうね、という話になりました。
実際、二人ともなかなかこれは、と思う形がなかったのです。
確かに、こちらがオーダーを受ける場合でも、大きさや形は千差万別です。
日本人の手にしっくりする寸法(文字通り「寸」きざみの大きさ)を含め、普遍的な使いやすさというものを常に追及していかなければいけないと同時に、
やはり、オーダーというものも大切にしていきたいな、と改めて思いました。

さて、やちむん選びのほうですが、ものつくりでも目利きでもない私にとっては、好みにつきる、といった感じ。それで選んだのが、このお皿です。
以前からかっこいいなあと思っていた、山田真蔓窯のもの。

yachimun.jpg

それにしても、どのやちむんも、沖縄そばやラフテーやちゃんぷるがとっても合いそう。
風土から生まれた、民芸だなあ。
値段も手ごろなものが多いし、たくさんの人に使ってもらえそうです。
泡盛は、沖縄で飲むのが一番おいしいといつも思いますが、同じく、やちむんも沖縄で使うのが一番しっくり来る気がします。太陽の光とか、植物とか、人の気質などのいろいろな作用により、その地から自然に生まれた地域色の強いものに惹かれる今日このごろです。

そんななか、じんじんようの作品を沖縄でどう展開していくか。
今回のコラボ展を通して、少し見えた気がします。
その話はおいおい。
posted by じんじん at 21:41| Comment(4) | TrackBack(1) | やきもの・工芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月14日

料理の写真

展示会は12日に好評のうち終了しました。

お料理の写真をアップします。
アグーです。
とても難しいらしいのですが、上手に撮ってくださって、とてもうれしいです。

aguu.jpg

aguu2.jpg

今回の企画は反響があって、とても手ごたえがありました。
シェフの野口さんのプロの技なくして実現は難しかったと思います。
本当にありがたいです。

こういった企画を、各地でやってみたい!という思いを強くしています。
一緒にやってくださる方、募集します!
posted by じんじん at 13:38| Comment(2) | TrackBack(0) | やきもの・工芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月09日

コラボ展、メニュー例と写真!

明日やっと会場に足を運べそうです!
すでに何度か行っている山上から料理の話を聞き、よだれが出ちゃってる私です。

料理は毎日少しずつ変わるそうですが、ある日のメニュー例はこんな感じ。

ランチ
・青空放牧豚(アグー)のリエット
・前菜:タマンのサラダ仕立てゴルゴンゾーラのチーズソース
・バジルとトマトの白菜スープ
・アグーと野菜の黒オリーブ煮
・キノコの炊き込みご飯

ディナー
・青空放牧豚(アグー)のリエット
・有機野菜のスープ
・タマンのポワレ 赤ワインソース
・アグーと野菜の黒オリーブ煮
・キノコの炊き込みご飯

シェフの野口さんをはじめ、スタッフの方々みなとても熱心に対応してくださっていて、ほんとうに感謝です。
一膳用土鍋でごはんが出る日もあるそうです。これは私たちにはうれしい!

会場の様子の写真です。料理の写真は追って。

DSC_1037.JPG

変わった照明は、山上が若いころ版画を手がけていたころの作品です。材料はFRP(樹脂)。

DSC_1041.JPG

土鍋が一点一点映えるように工夫してディスプレイしてくださっています。

DSC_1072.JPG

グリーンがいっぱいの、明るい店内です。

洋食が盛られるとどんなふうなのか、明日が楽しみです。
posted by じんじん at 22:56| Comment(9) | TrackBack(0) | やきもの・工芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月07日

フレンチシェフとのコラボ展、今日から

今日から沖縄市「サバニカフェ」にて展示会です。

雑誌「ちゃんぷる〜」をご存知でしょうか。

沖縄の情報誌は、「うるま」をはじめ、数冊出ているようですが、
「ちゃんぷる〜」はなかでも沖縄の現状を掘り下げたまじめな雑誌で、
染織、陶、漆など工芸の特集も何度も組まれています。

今回の企画は、「ちゃんぷる〜」によるもので、
「サバニカフェ」はコザの活性化に情熱を注いでいる編集長のIさんが経営しています。

Iさんとは昨年春の大宜味村の工芸展「いぎみてぃぐま」に取材にいらした際に知り合いました。
小さな村の工芸展の質が高いことに感動していらして、最近では大宜味に夢中だそうです。
そのとき、山上はブースでご飯を炊いていました。

土鍋を作り始めて以来、実際に使った感触を伝えたいと
展示会などでも米を炊いて出すといったことを試みることがあります。

土鍋を囲んで試食してもらい、お客様との交流を楽しむスタイルの展示会の構想をIさんに伝えたところ、Iさんは、ささっと食事を済ませることの多い沖縄の人に、器などにも凝ってじっくり腰をすえて食べることを提案したいという思いが以前からあったそうで、思惑が一致し、今回の展示会開催の運びとなりました。

展示会というよりは、シェフ、青空放牧豚など生産者の方々、そして食事をするお客様全員が主役として参加するイベントといったほうがいいかもしれません。


12日月曜日まで。
予約はお早めに!
posted by じんじん at 17:00| Comment(4) | TrackBack(0) | やきもの・工芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月25日

展示会(沖縄市)のお知らせ

「山上學 うつわと土鍋展〜料理と器のコラボレーションat サバニカフェ〜」

螢窯の土鍋や器を使い、「サバニカフェ」のシェフ・野口泉が、青空放牧豚・地元産の有機野菜・新鮮な近海魚を料理し、盛り付けます。
展示されている器と同じものを使い、実際に食べ使い心地を体感し、気に召せば土鍋と器を自分のライフスタイルに取り入れていただくための、食器と食材のコラボレーションライブ展です。


主催:サバニカフェギャラリー 企画:雑誌「ちゃんぷる〜」
期間:2005年12月7日(水)〜12月12日(月)
時間:午前11時半〜午後21時半
場所:SABANIcafe(サバニカフェ)沖縄市中央1−16−2
食事:ランチ/12時〜 ディナー/18時〜(要予約)
   料金:2500円(前菜・スープ・メインデュッシュ・ドリンク)
   ランチ・ディナーご希望の方は希望日時をご連絡ください。
電話&ファックス:098−939−8413
*展示の鑑賞のみもOKです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回の食材は、まじめに取り組んでいる地元の生産者のものを中心に使います。
豚:山本さん
野菜:片岡さん
塩:粟国の塩


サバニカフェは、コザのパークアベニュー近くにある、植物いっぱいの気持ちのいい空間です。
展示会期間中はコース料理ですが、普段は本場で修業したシェフによる本格フレンチをリーズナブルな値段で堪能できます。
沖縄在住の皆さま、ぜひ遊びにいらしてください!
posted by じんじん at 22:49| Comment(8) | TrackBack(0) | やきもの・工芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月14日

沖縄の木工フェア

合板家具撲滅運動(将来)の一環で、「ウッディグランドフェア」に出かけてみました。

数週間前に当窯も陶器市で出店したプラザハウスという会場でした。
この陶器市よりもずっと多くの出展者が、各々の作品を披露し、なかなかみごたえがありました。

知り合いの作家さんも何人か出していらっしゃいました。

先日グループ展でお世話になった、ブログ仲間の佐藤さん

awl.jpg
キュートで人気のフクロウ時計


沖縄へ来た当初からお世話になっている中馬さん。
偶然にも今日、HPスタートです!http://www.ne.jp/asahi/omosiromon/chuma/1/index.htm

turtle.jpg
窯開きのときプレゼントしてくださった作品(やはり人気)

yalu.jpg
センスのいい奥様によるヤモリプリント手ぬぐい(買った)


材料は、沖縄の琉球松、センダン、楠などが中心。
内地の栃や桐を使っている作品も少々見かけました。

沖縄の人は郷土意識が強いのか、県産材を使っているか否か、というのが買うときの大きなバロメーターになることが多いそうです。
そしてデザインは、木の形を生かした、かわいらしいものが好まれる、といった印象を受けました。

話はそれますが、焼き物も同じで、焼き物といえば沖縄の伝統的な「やちむん」、という意識が根強いようで、こちらでは螢窯の作品は多少場違いな感じ。


我々は、「食器棚」というおぼろげな目当てがありましたが、食器棚を作っている人は今回あまり見かけませんでした。

となると、知り合いの木工作家さんに、あれこれわがまま言って頼むのが一番いいかなあ、という結論になりました。
そのためにはじゃんじゃんばりばり仕事をせねば。


唯一買ってきた木工作品は、木の箱。
セールで2000円になっていました。
材料は桐だそうです。
小さいとき使っていた積み木箱のような懐かしい趣があります。

box.jpg

100円ショップでもプラスチックのケースはあるでしょうが、
2000円出しても手作りの木の箱に軍配。
小さな小さな贅沢をして、気分よく今日を終えることができました。

posted by じんじん at 16:55| Comment(11) | TrackBack(0) | やきもの・工芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月08日

山上學展in益子と、日本縦断旅行

9月17日から26日まで、栃木県益子町のギャラリー陶庫にて、「山上學展」が開催されます。
詳しくは、こちらをご覧ください。
山上は17・18・19日在廊予定です。

ただいまフル回転で準備中です。


そしてそのあと、栃木〜沖縄まで陸路でひと月かけて帰る旅行を計画しています。

あるときから、飛行機の、「降りたらそこは別世界」という、どこでもドアのような感覚に違和感を覚えるようになりました。
田舎暮らしが長いせいで、文明とか便利さに一種の偏見を持つようになったのかもしれません。

子供が小学校に上がる前の最後のこのチャンスに、日本列島が少しずつ表情を変えてゆくさまを見てみよう!ということで、この旅行を決断しました。

まだ日程はほとんど白紙です。
熊野をまわってみようか、九州もゆっくり時間をかけて、と漠然と考えています。
最後はフェリーで鹿児島から奄美列島を経由して沖縄に入ります。

熊野・九州と範囲の大きさが違いすぎて列記するのもおかしい気がしますが、
おすすめスポット・会ってほしい人など、ありましたら、情報・ご意見・ご要望をお寄せください!お待ちしています!

posted by じんじん at 00:24| Comment(10) | TrackBack(0) | やきもの・工芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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