プロフィール
沖縄県大宜味村で陶芸工房を営んでいます。↓蛍窯HPもご覧ください!
ウェブサイトURL:http://www.yamagami-manabu.com/
(移転・リニューアルしました)

2011年10月09日

被災産地の復興を願うやちむん交流展◆追記その3 タイムス記事

金曜の沖縄タイムス文化面に、交流展の記事が掲載されました。
特に益子の横尾氏のコメントがとてもいい内容なので、ぜひご一読下さい。

タイムス記事.jpg
(クリックで拡大されます)

被災地のものづくりたちが、逆境を機に、考え、まとまり、行動している、ということが、
交流を機に、被災地から最も遠い沖縄に伝わってきました。
この動きを自分の周りでも伝播させ、ものづくりにしか出来ないやり方でよりよい世の中への道筋を探る、ということが、われわれに与えられた使命なのだと、逆に大いに刺激をもらいました。
posted by じんじん at 22:45| Comment(0) | プロフィール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月01日

被災産地の復興を願うやちむん交流展◆追記その2 チラシつくりました

交流展の印刷用チラシを作りました。

交流展チラシ.pdf

参加作家さんたちの期待を思うと・・・少しでも売り上げを伸ばしたいのです!!

ぜひ、興味のありそうな方達にお知らせください。

お願いします!!
posted by じんじん at 10:21| Comment(0) | やきもの・工芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

被災産地の復興を願うやちむん交流展◆追記その1 義援金寄付先

義援金の寄付先は、
手づくり支援プロジェクト
に決まりました。
岩手出身で栃木で作家活動をしている方が、被災地に手づくりの器を届けようと立ち上げたプロジェクトです。以下、プロジェクトのトップページからの抜粋です。

「自分も一人の作り手として、想いを込めた「手づくりのモノ」で被災地の方々に何か貢献したい。

 いま、栃木にいる私ができることはなんだろうか?と考えたときに、ものつくり仲間で、
特に器の名産地である益子の友人たちの協力のもと、生活に必要な器を仮設住宅や施設に直接届ける支援をできないかと。
 
 日常生活におけるいろいろな部分で不自由を強いられている東北で、生きる基本である衣食住の「食」の部分で少しでも豊かな気持ち、明るい気分になって欲しい、器には大いにその力があると信じている想いから今回の支援を企画しました。 」


夫いわく、若手を中心に、ものづくりがまとまって何かをする、という動きが各地で活発になっているのは、隔世の感があるとのこと。
夫より少し上の年代では、なかなか難しかったことだそうです。

国会では、この先せいぜい20年ぐらいしか先のない人たちが、未だに原発推進の議論をしていて、これからの日本を背負っていく世代のことをすっかり忘れてしまっているようです。

しかし、震災を機に顕在化している若者の動きには、未来への希望を感じます。

私たちも、アートや工芸の分野で、自然と共生する生き方、自分の内面や精神的なことを大切にする生き方を、たくさんの人たちといっしょに探っていきたいと強く決意しています。
posted by じんじん at 10:15| Comment(0) | やきもの・工芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月28日

被災産地の復興を願うやちむん交流展 ”泡盛を美味しく呑む酒器”@那覇国際どおり

国際通りの「クリエーターズラウンジ ZUK」さんから声がかかり、いっしょに展示会を企画しました。

今回の大震災では、「沖縄で学び、益子で育った」と語る、陶芸家濱田庄司ゆかりの地、益子をはじめ、北関東の産地も大きな打撃を受けました。
登り窯はほぼ全滅、余震を警戒してしばらくは生き残った窯を焚くこともままならなかったといいます。

沖縄の戦後復興は壺屋から始まったと言われていますが、やきものの復興が3.11復興のひとつのはずみとなることを願い、ZUK取扱作家を中心とした沖縄の作家と、被災産地作家の「やちむん交流展」を企画しました。
伝統にこだわらない、オリジナリティーに富んだ現代作家の展示会です。


栃木時代の仲間で、力のある作家さんたちばかりです。ぜひごらん下さい!!

栃木・茨城は、物質的な被害だけでなく、放射能汚染の不安やストレスも相当だということが、
今回久しぶりにコンタクトを取った作家さんたちを通じて改めて伝わってきました。

少しでも励みになれば・・・
そして、交流による新たなつながりが生まれることを期待しています。


被災産地の復興を願うやちむん交流展  ”泡盛を美味しく呑む酒器”

日時 10月4日(火)〜10日(月)
時間 10:00〜21:00
場所 那覇市牧志2丁目1-21  国際通り三越デパート様向かって左隣
   ZUK 3階ギャラリー 

沖縄の陶芸家の作品はその売上の10%を
被災地への義援金として寄付いたします。


参加作家:

<益子、笠間>

益子:
成田真澄
ダグラスブラック
アンドリューゲムリッチ
・横尾聡
・浅田恵美子
・後藤義国

笠間:
・藤本均定成
新井倫彦
ダグラス2.jpg
ダグラス・ブラック

横尾2.jpg
横尾聡

浅田2.jpg
浅田恵美子

後藤2.jpg
後藤義国

新井2.jpg
新井倫彦


<沖縄県在住作家>

・螢窯(山上學)、
・Atelier COCOCO(ヨコイマサシ)、
・糸満茜、
・陶房眞喜屋(眞喜屋修)、
・一翠窯(高畑伸也)、
・ことりの(森永竜也)、
・長谷川奈美、・   


沖縄の作家さん達の作品は、こちらで見られます。。
http://www.zuk-okinawa.com/tableware/cn29/pg124.html    、

10月8日(土)〜10日(月)には那覇大綱挽まつりも開催されます。





posted by じんじん at 15:43| Comment(0) | やきもの・工芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月14日

山の神様に女性たちが感謝する行事〜ウシンデーク

8月25日、旧暦 ウンガミの次の日に、田嘉里部落でウシンデークという行事が行われました。
(もうだいぶ前ですね)

ウシンデーク、ウスデークと呼ぶところもありますが、「沖縄大百科」http://word.uruma.jp/word/%A5%A6%A5%B9%A5%C7%A1%BC%A5%AF
によると、ウスデークとは、
「臼太鼓と書き、ウシデークともいう。祭りの余興芸能として、沖縄本島各地や周辺離島で演じられてきた民俗芸能で、女性のみで行われる円陣舞踊。 村落共同体時代の五穀豊穣と村民の健康に感謝する。」
とあります。
踊り手が減り、継続の危機が危ぶまれていますが、個人的に最も心惹かれる神行事です。
太鼓に合わせた手踊りを5箇所で行い、メインの広場では15曲ほどを45分間かけて踊ります。

usindek.jpg

ここの部落だけの独自の曲が存在していること、選ばれた場所での踊りの美しさ、これらすべてが土地の神様に感謝することに起因しています。
歌の内容は方言で私には全く理解できないのですが、おばぁたちに聞いてみると実はほとんどが恋歌だとのこと。またかつては女の人が呑んではしゃぐことを許される唯一の日だったらしいですが、それも含めたこの行事自体がもつ神々しさは、表面的なことばかりが横行してついにいる現代において、失われるにはあまりにも惜しい、なくしてはならないと、踏ん張って続けられるよう、よそ者として応援したい思っています。

このような外から目線の感想を地元の人にもらしたところ、同じように感じる人が少数いる一方、必要性を感じないとか、わずらわしいと思っている人が少なからずいることがわかってきました。地元の人というのは、よそ者の私たちから見るとすばらしいことがらに関して、当事者であるためにその価値が見えないばかりでなく、逆にしがらみでがんじがらめになって息苦く感じていることがままあります。その息苦しさはまた、当事者でないと理解できないのかもしれません。

そんななか、当日の反省会にて、踊りを取り仕切る、私の恩人でもあるKさんが、

「伝統を守らなきゃいけないと思うと重いけれども、年に一度山の神様に感謝するという気持ちでのぞんではいかがでしょう」

と呼びかけたところ、皆大いに納得していました。
私もはっとさせられました。

伝統を守ることが目的なのではなく、土地の神様に感謝することが目的なのですね。
そう考えると、もっと気軽に、かつ目的は明確に、参加することができるはずです。感謝する心さえしっかりあれば、時代にあわせて多少形が変わってもいいのかもしれません。いや、時代と共に変わるのが自然なのかもしれません。
そういえば、本来の目的を忘れて形を守ることに一生懸命になってしまっていることは世の中にたくさんありますね。

伝統ってなんだろう。

このKさんの言葉によって、いろいろ考えさせられている今日この頃です。

posted by じんじん at 06:55| Comment(0) | 沖縄って・・・! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月23日

田嘉里公民館で宿泊できます

私たちが住む田嘉里の公民館(集落センター)では、7月より宿泊ができるようになりました。
2回に20畳ほどの大きな畳スペースがあり、3つに間仕切りできるようになっています。
宿泊費は10名以下で1人1,000円、10名以上で700円です。小学生以下は無料です。
自炊できます。
(クーラーを使用する場合は一日500円とのことです)
区としては、交流の場、各種サークル活動の場、都市部等区外とのコミュニティの場としたいとの意向があり、
どんどん利用して欲しいとのことです。

長期滞在も可能です。
ちなみにうちからは徒歩10分くらいです。
海までは1キロぐらい、やんばるの山がすぐ背後にあり、川遊びも楽しめる、絶好のロケーションです。
観光地ではないので、集落の営みが肌で感じられ、とてもおすすめですよ。

お問い合わせ:田嘉里集落センター 0980−44−3026
posted by じんじん at 23:14| Comment(0) | 家族・日常ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月17日

「てぃーがんまる」

先日当螢窯で開催された「せせらぎのカハビラ」。
川が流れる自然の中でゆっくりしていただきたい、
ウーファーがいてくれることを生かして、珍しいインターナショナルなことを共有したい、
なによりも工芸に親しんでいただきたい、
などなど、いろいろな目的を持って企画しました。

中でも大きな目的のひとつは、「未来の工芸家の発掘」。
大宜味村には工芸家が多いのですが、芭蕉布会館以外は皆1人あるいは夫婦でやっていて、
後継者が育っていません。
他の過疎の村と同様、人口の流出と自然減少が起きている大宜味村。仕事がないことが原因のひとつとされています。
でも、工芸を生業にするって手もあるよ、ということを言っていかなきゃいけないよね、
子供たちに教えたいよね、という思いをもった数名の仲間で
「てぃーがんまる」というグループをつくりました。
子供たちに夢をもってほしい、との熱い思いをいだく村出身のYさんを中心に活動していきます。

てぃーがんまるとは、手遊びとか、いじくりまわすなどの意味がある方言だそうです。
いじくりまわして工夫して(てぃーがんまるして)、精度が上がるとてぃぐまー(手が器用)になる、っていうニュアンスみたいです。
主なメンバーはまさに、てぃーがんまるが高じて工芸作家になっちゃった、みたいな人たち。

余談ですが、将来の夢を、「村役場に勤めたい、安定しているから」と答える子がけっこういます。
安定化志向率はかなり高いです。家庭それぞれ色々事情はあるだろうけど、でも、それが夢?本当に安定イコール幸せ?もっと元気だそうよ!といいたい。

だからこそ、子供たちにアプローチすることが大切かなと思います。
そのためには、自分たちが夢を持ってかっこよく生きていなければいけないから、まずそこからやらねば、と襟を正して(襟付きの服なんかめったに着ないけど)います。

まずは、とっつきにくいうえにどうやって生活してるかわからない怪しい人種:工芸家っていうイメージを変えてもらって、楽しく交流!

「カハビラ」には村内の小学生全員に体験無料チケットを配ったところ、たくさんの子供たちが来てくれました。
これを次に、未来に、どうつなげていくか、考えています。
粘り強く、地道に、がんばります。
posted by じんじん at 07:56| Comment(0) | やきもの・工芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月12日

法然院寄付のご報告と、再び師氏。

週に一度はブログ更新って、何度決意したことだろう・・・(ぼやき)

私は今、5ヶ月のかわいい赤ちゃんとの生活のため、
公然とほぼ一日中家の中にいてゆったりとすごすことができ、屋外の過酷な暑さを感じずにすんでいて、そのことに感謝です。
(これは、だんだん赤ちゃんが寝なくなってきていろいろ作業が出来なくなっていることに対する不満を不満ととらえないようにするための自己暗示です。つまり、ブログがかけないことのいい訳です。要は、朝早く起きられないだけです。)

前置きが長くなりました。

とにかく、5月連休に京都・法然院にて開催した個展で、
「お面の売り上げは震災の寄付に」と宣言したことの報告です。

当初は、「特定非営利活動法人 アーユス 仏教国際協力ネットワーク」などへの募金を考えていましたが
東北方面への募金は既に何度か行ったことと、
実は私たちは夫婦ともに東北にほとんど個人的な縁がないこと、
であれば、程度の違いこそあれ実際にはかなりの被害を受けている、かつて住んでいた栃木・茨城でお世話になっていた方々に送ろう、ということになり、先日、本当に微々たる額ですが、送りました。

ここからが大事なんです。
この話を、構想段階で、山上が前出のSELP杜の会の師さんにし、研修者受け入れ用の建物が倒壊した先輩Yさんの名前を具体的に挙げたところ、
「それだっ!」となり、「あなたと縁のあるその人に次の展覧会をやってもらいたい」、となり、「売り上げから寄付もさせていただきたい」、となり(けっこうな額です)、
その場で名前と連絡先を控え、ネットで調べ、数日後にその旨をY氏に電話し、話がまとまりました。Y氏のほうからは、このことをずっと記憶に残すために、直す建物の柱の一本を施設のメンバーが作った作品で飾る、という提案がなされました。

6月に行った展示会ですが、私たちがいつも開催する個展の中でもかなり大きな売り上げとなりました。(いつもと違うのは、自分のお客さんはほとんどいない点。)そして、ハンディキャップの人たちが作った作品も同程度売り上げたとのことでした。
杜の会は営利団体ではないのに、ここまで数字が伸びるというのは、ひとえにトップの人の熱意ゆえだと分析しています。
私はお会いしたことがありませんが、話を聞いているだけで脳が活性化されてきます。あちこちのひとが刺激を受けて、行動が促進されているのがわかります。

ハンディキャップの方々の経済的自立というテーマに全身全霊で取り組んでいらっしゃる師氏の本気さが、共催展示会の場でも大いに反映されています。
posted by じんじん at 14:54| Comment(0) | やきもの・工芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月09日

ギャラリーあーとらぼにて「山上幸男遺作展」

山上の兄夫婦が経営しているギャラリーあーとらぼ

こちらで、山上の父の遺作展が10日から13日まで開催されます。

「光陽会会員 山上幸男が91歳で没してこの6月で5年になります。生前に「四季楽し 花鳥風月 酒と友」と詠んだ句がありますが、まさに故人の生き方を象徴している一句のように思います。このたびご縁がありまして油彩画と俳句を披露させていただくことになりました。お気に召しました作品があれば、お持ち帰り頂ければ幸いに存じます。なお、お気持ちがあればチャリティとして東日本大震災の義援金(あしなが育英基金)に協力させていただきたいと思っております。どうぞご高覧のほどよろしくお願い申し上げます。」

と、DMに記載されています。

山上も兄も、絵心を受け継いでいます。(私の血筋には無縁の心・・・。)

俳句は、簡潔でわかりやすく、楽しいものが多い。
絵は、やはり楽しく、夢があり、本当に大切なことは何か、を教えてくれて、私も大好きです。

yukio.jpg

yukio2.jpg
posted by じんじん at 17:10| Comment(0) | やきもの・工芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月07日

せせらぎのカハビラvol2 開催決定!

昨年2月に螢窯にて開催された、「せせらぎのカハビラ」。
今年も開催することになりました!

日時は6月25日(土)、26日(日)、11:00〜17:00です。
場所は、昨年と同様、大宜味・田嘉里のじんじんよう。
主催は、じんじんようと、大宜味の工芸グループ「てぃーがんまる」です。
「てぃーがんまる」は、大宜味村に工芸を根付かせるために活動するグループです。

そこで、今年は特に、みなさまに工芸やものづくりに親しんでいただけるイベントにしようと、
体験コーナーをたくさん盛り込みました。
ろくろ体験、森の素材を使った紙漉き、子供のための絵手紙教室、山の材料を使った工作など。
手を動かして作る楽しさを味わったり、作り手と交流したり。そして工芸品として完成しているものを販売している現場(ミニ工芸市)もごらんいただけます。

食べ物関係は、竹パン体験や、イスラエル体験として名物料理のピタパンプレート。現在じんじんように滞在中の陶芸家志望のイスラエル人の女の子が作ってくれます。

ただいまチラシを製作中です。もうちょっとでできあがります!

各イベントの詳細は、随時てぃーだブログ「せせらぎのカハビラ」にアップしていきます。
posted by じんじん at 17:22| Comment(0) | やきもの・工芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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